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サッカー観戦日記
by T.K.
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■大阪高校新人戦5回戦 金光−浪速 大冠−芥川 近大附−清教 登美丘−履正社
ひさしぶりの高校サッカーである。今年に入ってからの17試合はいずれも中学生。高校サッカーを自制していた部分はある。無謀にも今年こそ観戦数を100以下に抑えよう、などと正月には思っていたのだ。しかし目標は既に風前の灯。足を運んだ先はお気に入りの会場のひとつ、大冠高校である。入ってすぐの校舎と体育館の間ではチアが練習している。2階の体育館外から見下ろして観戦したいところだったが、土足禁止のマナーを破っている人はいない。残念ながら断念。真冬に靴下だけで過ごすわけにもいかない。久しぶりの高校生のゲーム、最初は身体能力の高さに戸惑った。
大阪高校新人戦5回戦 金光−浪速
2月11日(祝)大冠高G 9時30分 晴 並風
金光 浪速
−−−十三−−十一−−− −−−九番−−十一−−−
−−−−−七番−−−−− −−−−−十八−−−−−
−六番−−八番−−十六− −十二−−八番−−十番−
十九−三番−−四番−五番 三番−四番−−五番−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
後半途中から観戦。得意のサイド攻撃を仕掛ける金光が押し気味ながらもサイドを破れず、決定機はなかなかつかめない。浪速もサイドの守備の連携がいい。昨年度は3大会合わせて4勝だったが、新チームはなかなか強力だ。終了間際には惜しいチャンスもあり、70分間終わって0−0のまま、20分間の延長戦に突入した。延長となれば地獄の走りこみで知られる金光が絶対優位化と思われた。しかし延長前半ははっきり浪速ペース。起点になれる左利きの12番とドリブラーの10番が攻めの主役となる。またセットプレーでは12番の蹴ったボールがファーに合うことが多い。枠に決まらずに前半終了。金光は11番前川に代えて22番投入。すると快速の22番が左からスペースに出たボールを狙い、前半とは対照的に金光ペース。浪速の走力の低下も手伝い、いつ得点が決まってもおかしくない状況である。浪速が辛うじて耐えてPK戦突入。両チーム6人目まで全員決めて金光が7人目も決めたのに対し浪速のキックは金光GKに阻まれて決着。金光が準々決勝へ進んだ。
金光は昨年ほどの力はないかもしれない。ただ強力な前チームはプリンスリーグ残留はしたものの総体・選手権ともベスト32に終わった。裏を返せば高校生の場合、一定のレベルに達していれば全国への可能性は必ずある。新チームも全国を狙うだけの力はやはりありそう。
大阪高校新人戦5回戦 大冠−芥川
2月11日(祝)大冠高G 11時30分 晴 並風
大冠 芥川
−−−西村−−山下−−− −−−岡田−−西村−−−
−−−−−岡田−−−−− −−−−−−−−−−−−
久保−木下−−冨田−廣瀧 別小−上田−−高槻−南部
−−本山−森−−入江−− 久保−渡部−−竹矢−長野
−−−−−早田−−−−− −−−−−須川−−−−−
ともに前年度のレギュラーはほとんど抜けた。残っているのは大冠の木下くらいか。大冠は整然としたラインコントロールを行なうフラット3。西村がポスト役。小柄な山下が飛び出しを狙い、岡田もドリブルがあり、やはり前線へ飛び出せる選手。一方の芥川は現時点でのチームとしての完成度で明らかに劣る。シンプルなゾーンディフェンスで、ラインコントロールや中盤のプレスなどは弱い。ラインと中盤の間にスペースが出来、大冠は岡田を中心に切り崩す。芥川がインサイドのショートパスでリズムを作ろうにもすぐに大冠のプレスが掛かる。高槻からはいいパスも出る。大冠は本部と逆側の応援席にブラバンやチアも登場。近くの子供が「何か向こうで踊っとるで」と驚いていた。大冠は応援も結構上手い。なお芥川は控え部員の応援は無し。
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02月11日(水)
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