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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体直前関西勢展望
以下の文章は02年8月の高校総体直前に書いた関西勢展望です。
当時非公開だったので、一部のチームには辛口な表現があります。
手直ししようかとも思いましたが、当時の記憶は薄れているので、
あえてそのまま掲載しました。全文当時のままです。ではどうぞ。
近畿大会直前・・・もとい総体直前関西勢展望
奈良育英
予選 6戦5勝1分 25得点1失点
2回戦 4−0 奈良工 3回戦 5−0 生駒 4回戦 4−0 平城
決勝リーグ 1−1 耳成 4−0 奈良 7−0 登美ヶ丘
近畿大会 3−2 友が丘 2−5 近大附
予想スタメン
―――奥田―森――――
吉田―草場―尾崎――林
田淵―今谷―牧田―幸田
―――――河原――――
最終ラインはフラット。中盤は草場が下がり目、牧田が上がり目。森がポスト役。奥田は中盤インサイドもあり。SBは余りあがらない。ダイレクトでまわしSHの突破からのクロスが主な攻撃。
牧田(2年、190cm)と今谷(主将、178cm)のCBとGK河原(187cm)は空中戦にめっぽう強い。幸田、田淵も守備は1対1、カバーとも安定しており組織も完成度が高く守備は計算できる。ただ技術的には低くパスは不正確でプレスを受けると蹴る事が多い。草場、尾崎、奥田が息の合ったパス回しで組み立てる。右の林(2年 京都朝鮮)はタフでサイド突破→クロスを繰り返す。左の吉田(郡山中)は中の組み立てにも加わる。左右両足のクロスはスローだが正確。森はポストの意識が強い。森を囮に奥田、尾崎がゴールを狙う。攻守に安定したチーム。22名の出身チームは奈良育英中と高田FCが3人ずつ、後は生駒FC、寝屋川FC、交野FC、登美ヶ丘北中、郡山中など。
近畿大会では3−0とリードした1回戦途中から動きがおかしく
なったらしいが本番にはしっかり調整してくるだろう。
平安
予選 5戦5勝 10得点2失点
3回戦 2−1 両洋 4回戦 1−0 山城 準々決勝 2−0 京都学園
準決勝 3−0 北稜 決勝 2−1 久御山
近畿大会 1−2 守山
予想スタメン
―――――浦上―――――
―――小早川―中井―――
高本―花岡――阪田―加地
―谷口――小川――山下―
―――――竹内―――――
守備は早い段階でマーカーを固定。小川が余る。中盤は阪田が下がり目。小早川、中井はドリブラー。前線の3人のカウンターが主な攻撃。中井に変えて村井をFWに入れる事も有り。
全体的に小柄で身体能力は低い。ストッパー山下(1年、172cm)、谷口(2年、170cm)は小柄で空中戦は弱い。執念深さが売り。SW小川(179cm)はチーム1の高さが
あるが空中戦はやはりイマイチで全国では厳しいかもしれない。滋賀の石山中出身でスカウトされて平安に入ったのかもしれない。ボランチ阪田(177cm 66kg、Jマルカ)は驚異的身体能力の持ち主で相手の放り込みに圧倒的な高さで
対抗できる。セットプレーも圧巻。キック力も凄まじい。相手ボールをカットしてのドリブルも重量感十分でちょっと止まらない。平安の勝利は阪田次第といえる。両サイド
はクロスの精度が低くしかも中井や小早川が中の攻めにこだわりボールがあまり出ない。浦上(174cm)はポスト役だがグラウンダーのボールの受け方は上手い。中井の
スピードを殺さずいいタイミングではたく。ややワンパターン。トップに点取り屋村井(1年 163cm、長岡京FC)を入れると攻撃は活性化するが攻守の2ライン化しかねない。
攻守とも全国レベルでは厳しい。
野洲
予選 5戦5勝 19得点1失点
2回戦 7−0 日野 3回戦 4−0 北大津 準々決勝 2−1 草津東
準決勝 2−0 守山北 決勝4−0 守山
近畿大会 1−0 神戸弘陵 0−0(PK負) 金光
―――――軽墓―――――
―――――中井―――――
山元―森田――木下―澤江
藤原―安達――土居―前写
―――――笹山―――――
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08月01日(木)
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