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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ後期第6節 阪南大ー桃山大 関学大ー関大
7分、関学大G浅香が裏を取りチャンスになりかけるがカットされる。決定機。10分、関学大P小林が左から仕掛け、右足ブレ球シュート、セーブされ左CK。関大・前川の目は凄い。小林はトップ下でシャドー的な飛び出しもフリーマンとしてのゲームメイクもあり、関大は捕まえ切れない。I小幡はレフティーで俊敏なタテ突破からの左クロス、J森はカットインが得意。E徳永、H出岡は飛び出しができ、徳永は後方でミスのない散らし、出岡は得点力と展開力がある。レフティー。18分、関学大P小林、右に飛び出しドフリーでクロスもカット。小林を捕まえ切れない関大の甘い守備を象徴するシーンだった。20分、関学大B井筒が得意の左足ロングフィードを逆サイドのJ森に通す。上半身を振るフェイクからカットインし左足ミドル、左上に突き刺さり1−0。まあこれはスーパーゴールだし、関大としては仕方ないか。25分、関学大H出岡が左足でサイドチェンジ、E徳永が左に飛びだしクロスを受けたI小幡が倒される。ペナ内なのでPK。これを小幡自身が逆をついて左足で右隅に決める。2−0。32分、関大、左から攻める。しかし最後はカットされる。関大は大柄な選手もいないし、P原口もポストプレーヤー・タイプじゃないので流動性を高めたいのだが、連動がなく、決定的な仕事ができるG和田も生きてこない。関学大・小林に引けを取る選手じゃないのだが。E布施も㉘石井も小柄ながらなかなかのテクニシャンで守備でも頑張れる選手だが、生きてないし、両サイドも突破が単発ですぐに囲まれる。34分、関学大C福森オーバーラップから左足クロス、カットされる。福森はJ2大分入りが内定でスピードも高さもクレバーさもある選手。J1上位を無謀に選んだりせず、J2の大分を選ぶあたり、出番のある可能性を冷静に計算できるピッチ外でのクレバーさも感じる。36分、関大A内田がいいタイミングで上がり、左クロス、中でカット。38分、関学大C福森、右足でロング、上に外れる。39分、関学大I小幡左ドリブルから左クロス、P小林、胸トラップからシュート、弱くブロックされる。決定機。これも小林を捕まえ切れない関大の守備の甘さが出た。43分、関大E石井→㉖望月。関大は中盤が甘すぎた。石井の出来云々ではなく、どうにかしなければ、という意思の表れか?前半は2−0で終了。
シュート数7(3)対3(1)、CK数0対1、GK数6対2、クロス数5対1、ファウル数4対5。関学の中盤が全員活きていて個性がかみ合っていたのに対し、関大は個性を消しあっていた。これでは中盤は劣勢になるし、低迷もするだろう。
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10月19日(日)
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