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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■関西学生リーグ後期第６節 大体大ー同大 京産大ー大教大
後半の立ち上がり、やはり大教大が猛烈なプレスに出る。出ばなをくじく入り方はなかなかのゲーム巧者だ。ノートには５９分まで記載事項がない。高見の潰しと西村の運動量は凄かった。チームも組織立っていた。クレバーなチームが労を惜しまずフィジカルコンタクトを厭わなければ強い。しかし５９分、京産大が左右左右と４連続ＣＫを取り、ペースを握る。６２分、その流れから右７０度３５ｍＦＫN沖田狙うも上に外れる。この苦しい時間帯、大教大はB田野が声を出し統率する。京産大では㉒杉元の判断力が見事だ。大教大G細川から裏へI河原左シュートもブロック。６６分、大教大A長谷川カットイン、人のいないコースを巧みに突き、I河原へシュート打てず。６８分、大教大㉗日高→R西野。日烽ﾍよく走りフォアチェックを続けた。７０分、いきなり大教大、左クロスをR西野ボレー、左に外れる。決定機。７１分、京産大、ハーフ付近の何でもないＦＫ、放り込むが大教大ＤＦが何と処理ミス、待ち構えていたI木匠に渡り。ペナ内で右に持ち替えて左隅に流し込む。２−１。大教大はあまりにも痛い凡ミスだった。７２分、京産大米M米丸のアーリークロスからループも右上隅に外れる。７６分、大教大D田中カットインからスルーパスは届かず。７７分、京産大I木匠カットからシュートはＧＫキャッチ。決定機。大教大㉖久瀬→H堀江。７９分、大教大D田中の左クロスをＧＫナイスキャッチ。直後にも大教大H堀江からM西村とつなぎD田中の左クロス、大外にG細川落としM西村ポストプレーで踏ん張るが潰される。８１分、京産大N沖田ダイレクトで中に入れるがカット。８３分、京産大㉖守安→J坂本。８４分、京産大I木匠が裏を取りL松井へ、フリーシュートはＧＫに当てる。超決定機。８５分、大教大A長谷川→Q高橋。８９分、京産大N沖田→㉕伊井野。９０分、京産大J坂本に警告。故意にハンド。さらに杉元にも警告。故意に遅らせる。９１分、大教大誰かに警告。９１分、大教大㉖久瀬のＦＫ、キャッチ。決定機。９３分、京産大カウンターからシュートは大教大ＧＫ松浦がセーブ。決定機。結局２−１で終了。死闘でした。
後半のシュート数は１０対５、ＣＫ数５対４、ＧＫ数３対３、クロス数４対１、ファウル数８対１３。
戦力的に上回る京産大を大教大が万全の守備で封じたが、ミスからの失点で負けた。しかしその後のトピックの多さからも分かるように、大教大もあらゆる手を使って攻め続けた。中盤から前にすば抜けた選手はいない。しかしインサイドは身体を張り、両サイドは仕掛け続けた。細川も久瀬も特に突破力があるわけではないが積極性が相手の守備意識を高めさせ、引かせた。バックラインも田中はいいキックを持っているが、スピードは並だし、ＣＢ陣は高くて鍛えられていてクレバーだが、仕掛けられると弱そうだ。それでも組織力でここまで出来ることを証明した。こういうチームは１部リーグに一つあると刺激になるので残留してほしいのだが。
10月18日(土)
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