ID:40506
サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
[4382053hit]
■女子インカレ第３日その１ 早大−吉備国大 日体大−日短大
後半もペース変わらず。１分、日体大、左ＣＫをI嶋田が右足で蹴る。2分、日体大、右７０度２５ｍＦＫにI嶋田が構える。日短大は壁３枚。女子とはいえ、I嶋田のキックを甘く見ると痛い目にあうぞ、と思っていたが、シュートは上に外れる。４分、日体大D藤澤、馬力ある突破から左足シュートもＧＫキャッチ。５分、日体大Q河合が右から切れ込むもカットされる。再び攻めなおし、Q河合からF小栗が左足で右クロスがファーに飛ぶが触れず。８分、F小栗シュートがバーを叩く。Q河合もF小栗もいいドリブルがあり、後半はパスを回すだけではなく、ドリブルも交えてきたので、日短大は自陣に引いて耐えるのみ。１２分、日体大I嶋田の右ＣＫを右足で入れたこぼれを嶋田自身が右クロスをファーでA山縣がヘッドも行き過ぎてゴールと逆方向にしてしまい、クリアされ左ＣＫへ。超決定機。１７分、日体大Q河合が右突破から切れ込みペナ内で右シュート、ＧＫセーブ。決定機。その右ＣＫでI嶋田がニアにあわせて誰か？ボレーも右に外す。決定機。１８分、日体大H高島の左クロス、ニアでJ久保田がピンポイントで触るがＧＫに当たる。２０分にもH高島の左クロスをファーでＧＫ@切畑ファンブル、かろうじて抑える。２１分、日体大J久保田→21工藤麻未。２６分、日体大I嶋田が２本シュート、こぼれを誰かシュートも弱く日短大ＧＫ@切畑キャッチ。２７分、日体大S北野からH高島へ、シュートはブロック。完全に日短大の足が止まり、激しく守れなくなって、ギリギリでシュートをブロックするのみ。至近距離でブロックされたシュートはかなり多い。３５分、日体大がスルーパスに工藤が突っ込むがＤＦが足先でカット。３９分、日体大A山縣の右シュート、Q河合が突っ込むがＧＫキャッチ。３７分、日体大I嶋田→23志賀浦令渚（161/61 ２年 常盤木学園）。４０分、S北野→P下川沙織（157/50 ３年 神村学園）。結局後半もスコアレス。日体大はグループリーグ突破、準決勝進出を決めた。
後半のシュート数は１８対０。ＧＫ数０対１４。クロス数１４対２。まさにワンサイドゲームだった、と言って悪ければ、ハーフコートマッチだった。しかし耐えてしまうところは、日短大のメンタリティーの凄さだ。はっきり言って高校トップレベルのほうが大学トップレベルより若干上だ。日ノ本学園高校は常盤木学園に次ぐ第二集団のチームで、常時全国制覇を狙える位置にいる。日短大は日ノ本からごっそり上がるわけではないから、現時点での力は高校のほうが上だが、主力がまとめて大学に上がるようになれば、二年生までの短大でも十分全国制覇を狙える。選手層の差から足が止まり、日体大に対しなすすべがなかった。しかし来年は楽しみだ。日体大がかつてのフィジカル頼みのサッカーからパスを回せるサッカーになった。チャレンジリーグの影響だろうか？日体大にせよ常盤木や
ＪＦＡアカデミーの上にはなかなか行けないが、理想は感じた。嶋田は再来年のユニバーシアードでは十分活躍できるだろう。
なお同時刻に行なわれた同じグループの結果は福大２−３静産大だった。
公式記録
11月27日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]ｴﾝﾋﾟﾂに戻る