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サッカー観戦日記
by T.K.
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■総理大臣杯1回戦 鹿体大−慶大 同大−仙台大
開始いきなり仙台大が攻める。しかし安川が素晴らしい1対1の守備を見せ防ぐ。6分、仙台大・奥埜からペナ内佐藤へグラウンダーで入れる。佐藤身体を張り、ペナ少し外正面の奥埜へ落とす、これを奥埜グラウンダー右隅へミドル、決まって0−3となる。しかしオフィシャルは佐藤の得点と発表。ちなみに試合後に訂正された。9分、同大DFから一気のフィード、辻が抜け出しGKと1対1、左シュート、しかし右に外れる。超決定機。9分、仙台大・黒田→菅井慎。同大・東矢が左でカット、1対1をタテに仕掛け左シュート、枠はわずかに外れるが、GK大金触り、右CKへ。これを杉山の左足キック、川野が合わせてファーに流し込み、1−3。これで勝負は分からなくなった。同大が押していて、撃てども撃てども入らない展開の中、ついにゴールが決まり、一気に流れが傾く気配があった。21分、仙台大・佐藤がいいターンもファウルで止められる。正面FK、奥埜シュートは右上に外れる。22分、同大・辻→杉山健。清商ファンのかたいわく、長身でゴツイが、足元に欲しがるタイプ。23分、仙台大・佐藤→引地。190cm86kgとこちらも強靭なCF。24分、同大・杉山健いきなり警告。角島にも警告。パス出した直後に足が入る。同大は好調で切れている東矢の左サイドを軸に攻める。30分、東矢の左クロスを杉山和右足ハーフボレー、右に外れる。ワンタッチあり、右CKへ。ここで仙台大。奥埜が足を攣る。動き回っていた。34分、同大、フォアチェック、杉山健奪い、右の荒堀へ、角度のないところからシュート、決まって2−3。素晴らしいシュート。荒堀はやや消えていたが、技術があるのでシュート精度は高い。35分、同大・杉山和→小堀。パワープレー要員としてFWに入る。清水東時代以来のFWらしい。3トップになり、東矢がトップ下へ。しかし却って攻めが手詰まりになった。パワープレーが簡単に跳ね返される。時間だけが過ぎていく。43分、仙台大・引地に警告。直後に仙台大GK大金のロングフィードに引地が抜け出しシュートも当たりそこね、左に外す。その前のボール運びからして、あまり器用なタイプではなさそうだ。ロスタイム表示は3分。仙台大・森田→草刈。同大は次々の放り込むが仙台大はラインを上げてから、キック時に下がり、ロングボールを入れさせない。結局2−3でタイムアップ。同大が押しながら後一歩及ばず。他会場と合わせて関西勢は1回戦で全滅となった。
後半のシュート数は8対5、CK数は5対0、ゴーリキック数は6対7、クロス数は3対0、ファウル数は8対8だった。
マン・オブ・ザ・マッチは二人だろう。仙台大GK大金とFW奥埜だ。大金は決定的なシュートを次々と防ぎ、それが同大のシュートミス誘発にもつながったと思う。上背は並だが、好判断で同大のパワープレーを防いだ。JFLなら十分やれるのではないか。奥埜はバリエーションに富んだ3得点を決めて勝利に貢献。正確な技術で足元に納めて攻撃の起点となった。同大は杉山和や荒堀が悪くはなかったが、良くもなく、布陣変更が裏目に出てしまった。
07月04日(日)
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