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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第3節 阪南大−大院大 立命大−甲南大
ハーフタイムで甲南大・辻本→佐藤。スタミナを消耗していた。後半開始からしばらくはメモするようなことは起こらなかった。しかし立命大がじっくりしたパス回しで甲南大を振り回していたわけでなく、攻め急いで前線に蹴り込んでいたもののチャンスが作れない、という展開だった。ハーフタイムでの指示だろうか。しかし流れが悪い。9分、立命大、左CKから内藤ミドル、きっちりミートするが左に外れる。いいシュート。10分、甲南大のロングフィードに渡部寄せきれず裏の原田昂へ、フリー、GKこれを倒しPK。甲南大が一人退場しているし、主審が情けをかけて退場かとも思ったが、警告で済む。正しい判定だと思う。これを原田昂自ら決めて3−1。原田昂はトラップがうまい。16分、前野が左を突破しクロス、GKニアではじき左CKへ。チャンスにつながらず。17分、甲南大、左CK下野のヘッドは右に外れる。決定機。20分、立命大・松田の右クロスに坂本ニアに入り、インサイドも右に外れる。決定機。せっかくピッチがいいのだから、グラウンダー主体にパスをつなげばいいのに、つながず攻め急ぎ、しかも両チームスリップが多い。スパイク選択のミスか、適したスパイクがないのか。24分、立命大、左CKから坂本シュート、DFに当たり右CKへ。決定機。31分、立命大・内藤のスルーパスに坂本、巧みなトラップ、しかし防がれる。31分、立命大・坂本→登。甲南大・田中→西光。36分、加藤→岡本。39分、立命大・岡本が右突破、伊藤が右足アウトで狙い右隅に飛ぶがDFブロック。更に岡本シュートもセーブ。43分、甲南大・原田直→上月。立命大・内藤→淵本。44分、立命大、右FKで前野が入れ、跳ね返されたところを篠原が右クロス、大外で伊藤が折り返し、淵本がインサイドで決める。4−1。ロスタイム3分、原田昂に警告。前野にヒジが入った。結局4−1で終了。

手元集計で後半のシュート数は10対4。CK数は9対2、ゴールキック数は2対13、クロス数7対0。ファウル数3対10。すべての数字が立命大ペースを示す。しかしファウル数3は守備をサボった証拠だろう。そして甲南大にファウルを10回許したのは、パスを回せなかったということだ。立命大とすれば5−0で勝つべき試合だった。前野はこの日も素晴らしかった。渡部はイマイチ。後半のやり方にフィットせず、集中を欠いた守備でPKを招いた。伊藤は抜群のダッシュ力でスペースに走り起点となったが、後半はやや霞んだ。坂本はストライカーらしい動きでチャンスに絡む。加藤もよかった。この辺りまではプロに絡む力はあるだろう。今後も期待したい。

公式記録

04月17日(土)
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