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サッカー観戦日記
by T.K.
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■地域チャンピオンズリーグ 決勝リーグ 刈谷−鈴鹿 松江−宮崎
ハーフタイムで宮崎E橘木F高瀬→J無津呂、Q大槻イン。しかし後半一気に松江の流れが来る。大きく回し連動したパス回しで崩してシュートチャンスまで持っていくが撃たなかったり大きく外したり。そして58分(後半13分)R酒井→F岡本。どう見てもエースストライカーだと思うのだが、第3戦に向けて温存交代か?宮崎もS渡辺→A重富。62分、松江G宮内の右の鋭い突破を倒し、N本玉に警告。19分、宮崎、正面27mFK、㉞黒津の左足は壁に当たり、こぼれをQ大槻が左へ、㉓小松が左45度デルピエロゾーンから鮮やかに巻くシュートを右上隅に決めるスーパーゴールで2−1。走れないながらも㉞黒津の一発の怖さとスーパーゴールが重なり反撃した。75分、宮崎Q大槻がラフで警告。そして76分、度重なるファウルを受けてきた松江G宮内が異議で警告。明らかに狙われているのだから、主審には守ってほしいという気持ちからか?宮崎はI佐野裕哉を出して一発のパスに賭ける選択肢もあったと思うが、CB二人を前線に上げてパワープレー開始。松江もチャンスを外しまくっているうちに、心理的に守勢になってしまっている。80分、松江、M長谷→P出口。81分、宮崎N本玉→D松本。たぶん公式記録のシュート数は大きく外したのカウントされてないと思う。宮崎はパワープレーで高さでは勝つがいいボールが入らず、シュートチャンスにならず、逆にH西村に決定的なシュートを許す。ロスタイムに宮崎R小笠原→L白坂を入れるがチャンスは実らず、松江が逃げ切り大きな勝利を挙げた。
この結果第3戦で松江は既に昇格を決めた鈴鹿から引き分け以上でJFL昇格という絶妙な状況となり、そして結果的に最終戦、見事に勝利して島根県勢初のJFL昇格を決めた。
昇格を争った刈谷とは対戦順の運があったとはいえ、(未確認だが)今期の松江は18戦全勝の中国リーグを含め1敗(天皇杯本大会)しかしておらず、引き分けすら地域チャンピオンズリーグの刈谷戦だけで、昇格にふさわしいチームだったといえるだろう。ハードワーク出来、鮮やかなパスワークもある。全社も優勝した。地域チャンピオンズリーグも逆転優勝。完璧な1年だったのではないか?田中孝二監督のもと3年間で見事なチームを作った。強かった。
観客552人。地元VONDS市原の出場した昨年の3千人には遠く及ばないが、このマニアックで熱い大会の魅力に気づいた人がこれだけいるということだ。極めてマッドなファンがこれだけはいるということ。素晴らしい。
公式記録
11月23日(金)
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