ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラセン関西予選B組 高田−神戸FC プリンス第4節 京都橘−奈良育英 関大一−履正社
という5−4−1である。京都橘もハーフタイムにG山中→Q吉田宗太郎、O相馬→N今田温稀。吉田はそのまま右ハーフ、今田は左ハーフに入り、M土井がFW。戦術変更後も京都橘はしっかりシュートまで行き、しかもすべて枠内である。両足蹴れるF河合の上がりなど武器が多い上にI梅津のポジションが上がり、いよいよ奈良育英が厳しくなってきた。しかしA橘が再三いい守備を見せ、相変わらずギリギリのブロックなどで封じ、勝ち点ゲットへ執念を見せる。71分には京都橘、左右の揺さぶりから正面J輪木のヘッドは正面。直後にもI梅津が中央突破からシュートはDFまたもブロック。73分、京都橘F上がってきた河合の左スルーパスにQ吉田半身で受け、左隅に決める。1−0。77分、F瀧本→J丸西陽也。キャプテンの交代。必死に走っていたが、攻撃面で力を発揮できず。丸西もいい選手だから。77分、奈良育英I奥村、必死に体を張ったポストからJ丸西左クロスはキャッチ。これが交代の意図なのだろう。しかし全体的に消耗しきった感じは否めず。しかも交代できないのだから、やはり今年の奈良育英は層が薄いのだろう。81分、I梅津のスルーパスにQ吉田潰れこぼれをJ輪木右隅に流し込む。2−0。83分、京都橘D松本→E内田健太。奈良育英、N稲本→Q北中臣良。87分、京都橘F河合、左カットイン、加速してドリブルで叩き込む。3−0。結局3−0で京都橘が勝利した。

後半シュート数は京都橘7(7)対2。シュート7本が全て枠内というところに京都橘の精度の高さが伺える。強かったです。今年の京都橘はスピードのチーム。梅津がタクトを振るうが、基本的にはパス回しで1対1を作り、スピードで突破し、点を取ればカウンターの威力のあるチーム。奈良育英はやはり粘り強い。守備のギリギリでの耐えるところが伝統校らしい。とは言え戦力差があるので、かなり頑張らないと、プリンス残留は厳しいだろう。I奥村をいかに活かすか。サイドの選手はいるけど、守備に労力を割きすぎる。何とか中盤の守備が良くなればいいが。

公式記録



プリンスリーグ関西第4節
関西大学第一高校‐履正社高校
4月29日 13時30分  堺S2 ピッチ良 晴のち雨

関大一          履正社
−−−−−百田−−−−− −−−−−町野−−−−−
−大平A−中島−−藤井− −寺村A−安羅−−野口A
−−−前田A−松丸−−− −−−坂本−−濱A−−−
三宅A細田−−村上−黒田 坂東−坂元−−水口A塩谷A
−−−−−近藤−−−−− −−−−−季−−−−−−



関大一 監督:芝中信雄
GK  1 近藤史也  184/78 99/05/07 3年 大庄北中
DF 21 黒田翔太  
    4 村上佑磨 
    5 細田一希  174/64 99/11/26 3年 RESC
    6 三宅克弥  174/64 00/05/24 2年 八尾東中
MF  8 藤井陽大  171/58 99/04/25 3年 長野FC
   14 松丸宏熙  
    7 前田篤志  170/62 00/04/05 2年 ヴィッセル神戸伊丹
    9 大平武人  158/58 01/01/31 2年 VOLANTE大阪
FW 10 中島遼馬  170/56 99/10/12 3年 伊丹FC
   18 百田真登

履正社 監督:平野直樹
GK  1 李泰昌   181/75 99/05/14 3年 東大阪朝鮮中級
DF 24 水口湧斗  183/74 00/06/16 2年 千里丘FC
   22 坂元耀介  174/66 99/09/16 3年 城南中
    2 坂東隼   180/70 99/06/25 3年 千里丘FC
   19 塩谷周造  167/62 00/04/04 2年 ヴィッセル神戸U15
MF  6 坂本樹   174/67 99/12/17 3年 千里丘FC
   18 瞭太   173/63 00/04/18 2年 千里丘FC
   17 寺村浩平  179/64 00/09/20 2年 ガンバ大阪ジュニアユース
    9 野口天葵  165/61 00/10/18 2年 千里丘FC
FW 11 町野修斗  184/75 99/09/30 3年 FC.Avenidasol
   10 安羅修雅  173/67 99/10/07 3年 ガンバ大阪ジュニアユース




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04月29日(土)
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