ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■奈良県1部リーグ 一条−奈良北 郡山−法隆寺国際 香芝−橿原
80分、橿原、放り込みを香芝GK弾く。右CKに、これを10番ヘッド。ブロックあって左CKへ。決定機。82分、橿原22番→5番。ボランチに入り、7番がCB、3番が左サイドバックに回る。9番は左ハーフ、10番はシャドーを目まぐるしく変わる。

橿原
−−−−十一−−−−−− 
−−−−−−−十番−−− 
九番−四番−−五番−十三 
三番−二番−−七番−六番 
−−−−−一番−−−−− 

香芝は守備に比重を移すが、常にカウンターは狙っている。74分、香芝10番から」11番へスルーパス、右クロスにニアで届かず。いい形。85分、橿原カウンターから13番へ、シュートは上に外れる。決定機。終了間際にも11番が突っ込むがノーファウルで止められる。結局1−0で香芝が逃げ切った。

双方持ち味を出したいい勝負だったと思う。橿原は精神的にタフで、押されている中でも冷静に勝機をうかがった。これは本気で全国を狙う自覚が芽生えたかな?と思った。この日の内容なら順調に成長すれば問題ない。局面で戦えていたが、前半から潰せる強度が身につけば楽しみ。香芝は楽に勝てるに越したことはないが、こういう1−0か2−0くらいで勝つスタイルを目指しているのではないだろうか?後半押されるシーンがあることも織り込み済みでできるだけ相手を振り回し、自らも労を惜しまない、最も基本に忠実なサッカーだ。奈良では他に例を見ない路線で、なかなか魅力的。「かっこよく勝つ」という美学が感じられる。

03月20日(月)
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