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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■近畿大会女子決勝 学芸−日ノ本 男子決勝 仰星−興國
８分、興國B加田の展開、J北山へ、仰星E面矢をかわすもゴールライン割る。１２分、興國B加田から仰星カット、中へフリー、左G谷野、左シュート、決まって１−０。１５分、興國B加田が左足ミドル、右に外れる。１８分、興國L重本からフィード、J北山快足を飛ばすがＤＦ身体を入れファウルで逸機。２０分、仰星E面矢ロングスロー、H見野シュート、こぼれG谷野左シュートは上に外れる。決定機。２３分、左ＣＫI松井が右足で入れるがパンチ、B大東の右ロングスロー、N原田ボレーは上に外れる。決定機。２４分、興國、右ＣＫ、F大塚の右足、低いボールを入れるがクリア。２６分、仰星Q新保ポストプレーからH見野右クロスシュートは外れる。３５分、仰星B大東ロングスロー、H見野落としF大崎左足シュートは上に外れる。決定機。結局前半は１−０。
前半シュート数６（１）対１、ＣＫ数２対２、ＧＫ数１対４、オフサイドなし、クロス数３対２、ファウル数３対４、ＦＫなし。かなり仰星ペースだったと言えるだろう。クロスは少なくてもロングスローも多かったし、形も作っていた。興國の中盤が寸断し、バックラインも自由に持てず、仰星の機動力が十分に生きている。
後半開始。興國はフォメを変えている。つまり３バックだ。↓の通り。
興國
村田@−−大垣A−−北山
−−−−−−−−−−−−
今掛−加田−−大塚−山口
−長井−−坂口−−重本−
−−−−−田中−−−−−
しかし空回りし機能しない。仰星の攻勢が収まるが、興國も攻めが詰まり、望んでいないであろう膠着状態に陥る。４９分、興國L重本→H西村恭史。再び４−３−３に。↓
興國
村田@−−西村−−−北山
−−−−−大垣−−−−−
−−−大塚−−加田−−−
今掛−長井−−坂口−山口
−−−−−田中−−−−−
以降大垣が中盤でドリブルできるようになり、形になってくるが、依然として仰星バックラインは固い。５２分、I大垣のドリブルからシュートは正面。決定機。２０分、I大垣のスルーパスJ北山右クロスはクリア。D山口ロングスローもクリア。しばらくは興國が形を作るが、徐々に仰星が膠着状態に持ち込み、シュートにならない。５８分、仰星Q新保→J尾花優太。興國M村田→P田原秀太朗。６１分、興國D山口→S荒木僚太。６３分、仰星G谷野→R杉山元規。６７分、興國J北山→R沖本卓大。７０分、仰星J尾花→S藤田星陽。膠着状態のままタイムアップ。１−０で仰星が勝ち優勝した。
後半シュート数０対２、ＣＫ数０対２、ＧＫ数０対３、オフサイド数２対０、クロス数３対４、ファウル数１対２、ＦＫ数１対０。
完璧に時計を進めた仰星のゲーム運びの勝利だった。柔軟だった。高校レベルとしては完璧なウノゼロだった。興國は真っ向から崩すだけのパスワークは持っていないので、色々変化をつけたが、どうにもならず。ＦＷが引いて受ける動きがあれば、中盤も楽になるのだろうが。ポジション概念にとらわれた感があった。冬も大阪の有力な優勝候補であろう両校。とりあえず大阪府リーグで揉まれて力をつけてほしい。
06月20日(月)
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