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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体大阪大会3回戦 三島−大産大附 槻の木−刀根山 プリンスリーグ 関大一−久御山 近大附−京都橘
MF 6 河合航希 166/65 99/07/31 2年 京都サンガFC U−15
5 内田健太 163/60 99/09/08 2年 京都J−マルカFC
24 水井直人 175/64 98/12/15 3年 FC長岡京
25 仲田尚悟 155/51 99/06/09 2年 奈良YMCA
10 梅津凌岳 172/60 99/05/05 2年 ガンバ大阪JY
FW 9 輪木豪太 165/57 99/12/21 2年 Mio琵琶湖滋賀
11 堤原翼 171/67 98/04/24 3年 FCグリーンウェーブ
7 岩崎悠人 171/67 98/06/11 3年 彦根中央中
試合開始。1分、京都橘I梅津から右スペースに流れたH輪木へ、リターンをI梅津が中で決めて0−1。2分、京都橘、GK@矢田貝のロングボール、F岩崎に渡り、ミドルを叩き込む。0−2。近大附は一応ストッパーはゾーンの3バックで、スイーパーI堀江は力強い守備とタッチライン際までカバーするエリアの広さ、そしてロングフィードで守備を占める。しかし両ストッパーが京都橘のアタッカーのスピードと高速パスワークに苦戦し中難も制圧される。そして何より近大附の明確な戦術的意図であろう、サイドからのクロスが全くない。ボランチはF佐藤がなかなか健闘。忠実について行くが、中盤全体がパニック状態なので、一人では如何ともしがたい。G森川はタメを作れる。しかし、味方と息が合わず、守備では苦戦する。FW陣はパワフルだが、京都橘DF陣の踏み込んだ守備に苦戦し、スペースを狙ってもボールが出てこない。京都橘はF岩崎の圧倒的な身体能力が目立つが、細くて繊細なテクニシャンだったI梅津が力強さも増し、キレも含めて全国レベルの選手になっている。7分、近大附A二宮の初右クロス、H清水シュートは右に外れる。8分、京都橘、I梅津からF岩崎に当てて折り返しをI梅津シュートは弱い。決定機。10分、京都橘、左サイドバックE河合のフィードを左ハーフJ堤原落としF岩崎が中で強シュートを左に叩き込む。0−3。13分、京都橘E河合カットイン、I梅津が優しいパスを出すがカット。京都橘前線の高速パスワークがどんどん良くなり、近大附は全くついて行けない。ファウルで止めるにもその隙も無い印象。前線から激しく追うしかないかと思うのだが、パススピード、シンキングスピードに差がありすぎて、持ち前の激しい当たりに行けない。20分、京都橘F岩崎、左足強烈ミドル、外れる。25分、京都橘サイドチェンジ、J堤原が落としF岩崎左クロス合わず。この辺りで京都橘のラッシュが収まってくる。ペースダウンするものの、近大附は相変わらずボールを持たれ、走らされ続ける。J大石はなかなか早い判断でシンプルに作ろうとするが、味方と合わない。右のA二宮、左のN尾山は何でそこまで走れるんだろう?と思うくらい走っているが、5人交代できるプリンスリーグならともかく、高校選手権の3人交代ルールでは、走力に頼りすぎるサッカーは危険だと思うのだが。結局前半は0−3で終了。
前半シュート数2対6(4)、CKなし、GK数1対4、オフサイドなし、クロス数4対12、ファウル数3対5、FK数0対1。近大附のサッカーが全くできていなかった前半だった。特にクロス数は逆なんじゃないか、というくらいサイド攻撃や放り込みを得意とする近大附が少なくて、ショートパスを繋ぐ京都橘がサイドからも中からも崩せている。
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04月23日(土)
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