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サッカー観戦日記
by T.K.
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■京都府1部リーグ第1節 東山−久御山B 立宇治−山城 京都橘B-両洋 成美−廣学館 洛北−福知山
京都両洋CF16番が大柄でボールが納まる。12番も長身CF。GK1番はよく声が出る。7分、両洋9番落とし11番スペースを突きシュートもDFに当たりサイドネット。その左CK、10番が右足で蹴るも逸機。レフェリーが流し気味の笛を吹いていて、これに先に対応したのは経験豊富な京都橘Bだった。京都両洋が繋ぐサッカーを見せる中、厳しい守備で対応。守備からペースをつかむ。14分、右突破からペナ右FKを獲得。6番の右足の中でヘッド、上に外れる。16分、京都橘B、23番のミドル正面。いい形。京都橘BはGK1番が長身で反応も良くクロスの対応がしっかりしていて、声もよく出るというなかなかの好選手で、もし3年生だったとしたら、Aチームに矢田貝という超高校級GKがいるために高体連の試合に出られない、勿体無い逸材ということになる。5番は左足ロングフィードが光る。7番は堅実なカバーと統率力、19番と26番は安定した攻守でミスがなく、23番はAチームでいえば梅津のようなタイプの技巧派の超危険人物。トラップと視野の確保が素晴らしい。8番は快速アタッカー。京都橘Bは徐々に良くつなぐようになり、圧倒的なポゼッションになって行く。京都橘といえば、かつては徹底的に繋ぐチームだったが、勝ちきれないチームと言う印象があった。それが高校選手権準優勝(PK負け)の経験で激しい守備からのカウンターという現実的なサッカーにシフトしていったが、このBチームはかつての理想追求型になっていて、新人戦のときの5バックは理想と現実の妥協点だと理解した。22分、京都橘B、26番から8番へ通りシュートは左に外れる。京都両洋は左ハーフのドリブラー11番とタフにアップダウンを繰り返す左サイドバック13番がともにスペース察知能力が高く、鉄則通り京都橘右ウイングバック6番の裏のスペースを巧みに突く。27分、京都橘B11番、左シュート、右に流れる。京都両洋のプレスに対し、京都橘B1番から「後ろ下げ過ぎ」と声がかかる。京都橘Bの左クロスを8番ヘッドも左上に外れる。決定機。30分、京都橘B、9番の左クロスが正面を横切る。33分、京都両洋左スペースを突いた11番シュートも右に外れる。決定機。36分、京都橘B6番が右突破倒され。ペナ右カド付近でFK。8番蹴るも合わず。42分、京都橘Bの11番左クロスを8番左足で合わせ、1−0。結局前半は1−0で終了。
前半シュート数5(3)対4(1)、CK数0対1、GK数3対4、オフサイド数1対1、クロス数2対6、ファウル数3対3、FK数2対1。数字上京都両洋が劣っているとは言えないが、京都橘Bが一枚上でと感じさせた。
後半開始、立ち上がりから京都橘が支配にかかる。50分(後半5分)、京都橘スルーパスに京都両洋DFが先に触るが、GKへバックパスも脇を抜くミスで、そのままオウンゴール。2−0。GKから声はかかっていたが。56分、京都橘B、8番の右クロスを9番落とし23番が左シュート、しかしGKナイスセーブ。超決定機。しかしその左CKのこぼれを9番強烈ミドル。3−0。直後に京都両洋も9番が強烈ミドル。3−1。59分、京都両洋、右80度20mFK、11番の左足は上に外れる。キック精度が良くなかった。63分、京都両洋、7番、9番、10番→24番、17番、15番。16番をCFに17番右ウイング、11番左ウイング、15番と24番がインサイドハーフで6番が中盤の底。68分、京都橘B23番キープから右へ、8番フリーのシュートは上に外れる。決定機。70分、京都橘B、7番が高めでカットしそのままオーバーラップ、ミドルはキャッチ。京都橘B19番→22番がそのままボランチへ。72分、京都橘B、右から8番が突っ込み9番へ、シュートはブロック。75分、京都両洋11番→19番。京都両洋最大の武器を下げざるを得なくなった時点で攻め手はなくなった。32分、京都橘、右FK8番のキックにニアで誰か?とGKが激突。痛む。76分、京都両洋、15番カットから16番シュートは弱い。決定機。83分、京都両洋16番→20番、京都橘Bも23番→13番。85分、京都両洋15番が右足で左CKを蹴る。90分、京都橘B8番が右角度のないところから決めて4−1。京都橘が凄まじい強さを見せて圧勝した。
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04月03日(日)
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