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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全日本女子ユース(U−18)選手権準決勝 浦和−C大阪 千葉−メニーナ
立ち上がりからポゼッション争いとなる。千葉M松本のパワフルな仕掛けとメニーナJ松田の加速する仕掛けと、このサイドがホットだ。千葉はJ小澤に預けようとするが、メニーナA小野の潰しとP後藤のカバーの連携が完璧で、起点を作れない。千葉B市瀬とD本園は潰しがしっかりしているが前を向かれると弱い。またGK@星野はキックが甘い。メニーナはD船木のスピード十分な上がり、H植木のドリブル、E宮川のキープ、I菅野のアイディア、㉕木下のポジショニングの工夫と全員が一芸を持っていて面白い。対する千葉はシンプルなプレーが多く、育成理念の違いがはっきりしている。B市瀬はフィードもいい。メニーナはE宮川とI菅野を軸に押し込み、回し始める。GKO黒沢も安定。16分、メニーナH植木から㉕木下とのワンツーでH植木クロスにF原ファーに飛び込むが、千葉は左CKに逃げる。これはメニーナG三浦が担当。ニアを正確に襲うが、GK@星野がしっかりパンチ。いい対応だ。18分、メニーナI菅野からG三浦にあててH植木クロス、F原潰れる。この際痛む。やや停滞して26分、メニーナF原→㉗岩武S南(02/10/08 147/34 芝スポーツセンター芝南サッカークラブ)。33分、メニーナD船木の高速オーバーラップから左クロスにG三浦猛スピードで突っ込むが届かず。メニーナはサイドバックが高い位置を取り、徹底的に回すサッカーになっている。39分、千葉カットインからシュートを狙うが枠には飛ばない。41分、メニーナ、左CKG三浦のキック、ファーを狙うがあわず。44分、メニーナ、繋いでD船木左クロス、ファーでH植木ヘッドも右に外れる。決定機。前半は0−0で終了。

前半シュート数3(0)対2(1)、CK数1対3、GK数2対5、オフサイド数1対3、クロス数1対3、ファウル数2対2、FK数1対0。やはり力ではメニーナが一枚上だ。

後半開始。やはりメニーナが支配する。そして52分(後半7分)右CKでI菅野のキックにE宮川ニアでボレーが突き刺さり0−1。54分、メニーナI菅野のキックショートで繋いでG三浦仕掛けるが破れず。56分メニーナ、I菅野ミドル、右を襲うがGK@星野キャッチ。やはりキック以外はいいGKだ。メニーナはI菅野が相手をよく見て逆をつくドリブルの破壊力が見事。これは天性のものだな。59分、E宮川クロス、H植木に収めてポストプレー、反転シュートは右ポスト。決定機。61分、メニーナD船木またもオーバーラップから左クロス、ファーでH植木がフリーヘッド、ブロックもこぼれをJ松田右クロス、合わず。66分、メニーナ、右クロスに㉗岩父Vュート、左上に外れる。H植木がタテに仕掛けてクロスはカット。千葉も久しぶりにJ小澤がタテに仕掛けて左クロスはブロック。この時間帯千葉のスライドや、小さなスペースを埋める動きが落ち、メニーナのショートパスが冴えはじめる。いや、前半から冴えていたが、千葉の足が止まり、流れが決定的になった。71分、メニーナ、右シュートはバー。決定機。72分、千葉M松本→㉓松崎愛華(00/08/29 158/51 U−13)。J小澤が1トップ的に。73分、千葉G今村からF佐藤が右裏を取りクロスはカットで右CKに。F佐藤のキックにI鴨川ヘッド、上に外れる。特に触れていなかったが鴨川は技術的に穴がない上、ちょっと気の利いた動きの出来る選手。ちょっとした予備動作でマークを外した。76分、千葉H小山のスルーパスにF佐藤突っ込むがDFD船木いい寄せでブロック。この時間帯、千葉はF佐藤、I鴨川の両ボランチが飛び出し始めた。78分、千葉H小山→N曽根七海(99/09/02 156/46 U−16)。79分、メニーナ、I菅野、左クロス、G三浦ポストで落としH植木シュートもブロック。決定機。80分、メニーナ、スルーパスにD船木左クロスはGK正面で抑える。H植木タメてJ松田右クロスはブロック。85分、千葉、ペナ右カド付近でFK、I鴨川のキック、左に流れクロスをD本園ヘッド、外れる。決定機。90分、千葉、ペナ左角付近のFKI鴨川のキックはGKパンチ。結局0−1でメニーナが勝利した。


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01月06日(水)
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