サッカー観戦日記

ID:40506
サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■高校女子選手権２回戦　大商－精華　鎮西－藤枝順心
ＤＦ　　２　横澤真衣　　97/07/06　156/48　３年
　　　　３　奥津礼菜　　97/05/12　161/50　３年
　　　　８　黒﨑優香　　97/06/12　163/54　３年
　　　２４　安部由紀夏　99/06/16　159/52　１年
ＭＦ　１６　鈴木杏那　　98/12/03　161/59　２年
　　　１９　福田ゆい　　98/05/20　163/51　２年　
　　　２５　千葉玲海菜　99/04/30　162/49　１年
ＦＷ　　７　肝付萌　　　97/06/17　158/47　３年
　　　１０　児野楓香　　98/01/15　154/49　３年
　　　２７　岩下胡桃　　99/11/02　168/62　１年

開始すぐに分かったのは、藤枝順心⑲福田ゆいがキーパーソンということ。左足で長短のパスで組み立て、守備センスもある。まだ２年生だし、来年は大会の目玉になる逸材だ。藤枝順心は長年流動的３トップを採用していて、この年代の有名選手である⑩児野が引き気味の、いわゆる偽９番でプレー。⑦肝付としばしばポジションを入れ替えゴールに迫る。右ウイング㉗岩下は㉔安部との連携がいい。㉕千葉も加えた右のトライアングルは脅威。⑯鈴木も攻守にセンスがあり、身体をぶつけて奪えるパワーもある。対する鎮西学院はエース⑦矢野のタテへの力強い突進と負担の大きい激しいチェイシングで攻守に力を尽くす。力量的には藤枝順心が一枚上だが、鎮西もしっかり策を練り、対抗している。５分過ぎから藤枝順心が回し始める。しかし鎮西も中盤とバックライン８枚でゾーンを埋めてスペースを潰す守備で、いい持ち方をさせない。１５分、藤枝順心⑯鈴木のスルーパスが⑦肝付に通るが、鎮西⑮山本ナイスカット。１７分、鎮西⑧村上左シュートもキャッチ。２０分、藤枝順心㉔安部の右クロスを㉗岩下シュートは右に外れる。藤枝順心はタレントとしては左サイドに集まっているのだろうが、右の連動は脅威だ。㉗岩下、㉔安部、㉕千葉の誰か一人がふりーになってしまう。２２分、⑲福田ゆいのいい突破から倒され、フリーキック。⑧黒崎のキックは上に外れる。２４分、⑲福田ゆいのスルーパスに⑩児野いい動き出しもＤＦもよく読みカット。藤枝順心、⑩児野が引いて受け、⑦肝付からリターンを⑩児野タメて㉔安部が上がり右クロスを⑩児野ヘッド、上に外れる。藤枝順心は②横澤も前に出始め、鎮西は全くカウンターに行けない。引きすぎて矢野の負担が大きく、攻撃のエネルギーが残っていない。３６分、藤枝順心⑯福田ゆいのカットから突っ込みシュートは右ポスト、⑦肝付詰めるが上に外れる。決定機。３７分、藤枝順心⑩児野カットから㉗岩下へ出しリターンを⑩児野シュート、決まって０－１。結局前半は０－１で終了。

前半シュート数２（１）対６（１）、ＣＫ数０対０、ＧＫ数２対１、オフサイド数２対３、クロス数０対３、ファウル数３対２、ＦＫ数０対１。鎮西学院としてはどういったプランＢを用意しているかだが、ストライカーとしての能力の高い矢野を守備に忙殺させるのだったら、ベンチに置いて、運動量豊富な選手をスタメンに起用し、徹底的に走らせ、勝負所で⑦矢野を投入でよかった気がする。

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01月04日(月)

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