ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権和歌山大会準決勝 近大和歌山ー粉河 初橋ー近大新宮
8 速水浩太 3年 164/54 那智中
10 野手凱斗 3年 168/65 ベローラ日高
14 丸山陸斗 3年 170/62 那智中
FW 18 芝崎隼 2年 168/67 三佐木アルボマーラ
開始すぐ、近大新宮が攻撃型のチームで、守備は不得手というか、ゾーンディフェンスがギクシャクしている。マスターしてない印象。地元中体連出身選手が多いが、地元はマンマーク主体なのだろうか?初橋の2シャドーはもちろん、最前線のH平賀ですらスペースに流れるとマークを見失ってしまう。一方で中体連出身者主体にも拘らず技術が高く、攻撃力は高い。つまりこの試合は撃ち合いになる、と思わせた。初橋のチームカラー云々ではなく近大新宮のチーム特性がそういうサッカーをするしかない感じ。7分、初橋I川中、右から突っかけクロスにH平賀ループヘッド、セーブ。決定機。その左CKでI川中のキックはM山本がニアでヘッド、ブロック。決定機。初橋I川中はドリブルが主武器でキックも正確でエース格。H平賀が大柄でキープ出来るだけでなく柔軟性も感じた。M山本琢もドリブルで仕掛けられるがキック精度でI川中に引けを取るか?8分、左80度40mFK、I川中のキックはクリア。13分、初橋、近大新宮の前から追われ、B山岡が苦し紛れのフィード、何故かH平賀がフリーになっており1対1を流し込む。1−0。これは近大新宮の守備のミスだが、立ち上がりから見ている限り、「集中力不足」ではなく、すぐボールウォッチャーになるので、守備力が及ばなかった印象だ。19分、初橋F山本遼左クロスはカット。直後にはI川中がカットインからパスはH平賀トラップミス。21分、F山本遼左クロスはカットされるが拾ってB山岡右クロスもゴールライン割る。23分、初橋ロングフィードにまたしても近大新宮マークを見失いH平賀抜け出すが1対1になりかけるところをDF間に合いブロック。25分、初橋カウンターM山本琢から右に流れフリーのH平賀シュート、セーブ。決定機。平賀は大柄なだけでなく、近大新宮のマークを外す動きをよく考えてプレーしている。その右CK、I川中のキックをGKナイスパンチ、H平賀ヘッドが左上を襲うが、GK
㉑森下尚キャッチ。森下尚は反応やキャッチングなどはいいのだが、声でバックラインを統率できてない。初橋GK栗山がよく声の出るGKであるのとは対照的で、この辺りも近大新宮の守備がイマイチな原因かと思った。才能あるGKなので、普段の性格は知らないが、ピッチでは人格変わるくらいになってほしい。28分、近大新宮I野手のスルーパスはQ芝崎に届かず。惜しい。29分、近大新宮I野手がタメてM丸山左クロスはミスキック。30分初橋サイドチェンジからM山本琢左クロスにH平賀ヘッドはブロック。決定機。左CKへ。逸機。33分、初橋、クサビをH平賀に入れてターン、シュートはGK㉑森下尚足でセーブ。決定機。そのコーナーからのカウンター、近大新宮G速水サイドチェンジ、M丸山突っかけ右CKゲット。初コーナー。しかし逸機。36分、初橋右CK,I川中のキックにH平賀ヘッドはセーブ。決定機。左CKになるが逸機。前半終了。1−0。
前半シュート数9(8)対0、CK数5対1、GK数2対4、オフサイド数1対1、クロス数7対1、ファウル数8対5。明確に初橋ペースだったが、GK㉑森下尚の活躍で近大新宮は後半勝負に持ち込んだ。とにかく攻撃面での持ち味を前面に出さなければならない。
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11月08日(日)
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