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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全国高校総体男子準々決勝 立正大淞南ー米子北 広島皆実−関東一
MF 8 道願翼 3年 173 VIVAIO船橋SC
10 冨山大輔 2年 173 FC習志野
13 大里将也 3年 163 レッドスタージュニアユースエフシー
FW 7 高橋快斗 3年 166 PBJ千葉
9 鈴木隼平 3年 172 NPO法人ワセダクラブ Forza‘02
11 岡崎仁太朗 3年 168 杉並ソシオフットボールクラブ
立ち上がりから関東一がボールをじっくり回す。しかしアタッキングサードで加速せず、ドリブルもないので、後方で回しているだけの印象。広島皆実も想定済みなようで無理には追わない。5分、広島皆実I前谷右クロス、こぼれをH有國がヘッドも外れる。11分、広島皆実H有國が裏を取り、右クロスも合わない。13分、広島皆実、左CK、I前谷の右足、ファーに流れH有國1対1を仕掛け流し込む。1−0。給水タイムを挟み、19分、関東一、右CK、I冨山の右足をH鈴木隼シュートもブロック。右クロスを大外でL大里ヘッド、左に外れる。更に放り込みにG道願がペナ内で倒れる。微妙な判定だがPKではない。26分、関東一、G道願のスルーパスにI冨山が抜け出しシュート、DFに当たってコースが変わりゴールイン。崩しかけていたとはいえ、ラッキーゴール。28分、J岡崎正面からシュート、弱い。その直前の高速パスワークは見事だった。29分、そのカウンター、広島皆実、G藤井敦からH有國、リターンをG藤井敦からI前谷パスがつながるが、最後はカット。32分、関東一F高橋に注意。アフター。35分、関東一H鈴木隼右クロスにI冨山スタンディングヘッド、正面。超決定機。35分、広島皆実G藤井敦の右クロスはカット。前半1−1。
前半シュート数2(2)対6(2)、CK数0対2、GK数9対1、クロス数1対5、ファウル数4対3。シュート数では関東一だが、パスを回すだけで決定機はあまり奪えていなかったし、広島皆実もスタミナを消耗してないので、優位とまでは言えない。
後半開始。やはり関東一がパスを回す。K二瓶右クロスにN野村ペナギリギリから撃つが弱い。43分、関東一、N野村からI冨山、リターンをN野村、右のK二瓶に出し、右クロスをN野村シュート、左ポストをかすめゴールイン。1−2。広島皆実G藤井敦→J安原修平。
58分、広島皆実K坂下の左足フィード、右のI前谷カットイン、シュートはブロック。51分、広島皆実L門廣→N小林拓真。53分、関東一、左CK、GKパンチ、そのカウンター、広島皆実、GKからI左の前谷へ、すぐ右のJ安原の右クロスをF藤井陸決める。2−2。55分、関東一、鈴木友に警告。ラフ。57分、関東一F高橋からK二瓶へ、クロスをH鈴木隼ダイビングヘッドが左サイドネットに決まる。58分、広島皆実H有國に警告。ラフ。59分、関東一、左から右へ、中で広島皆実ミス、拾ってF高橋からJ岡崎スルーパスF高橋が決める。2−4。60分、広島皆実H有國→M片岡永典。しかしいきなりラフで注意。65分、広島皆実I前谷→O藤原悠汰。68分、関東一、左CK、クリアで右CK。」J岡崎ボレーは上に外れる。70分、関東一H鈴木隼→M新翼。72分、関東一B鈴木友→O石島春輔。74分、関東一J岡崎→E唐木澤友輝。75分、関東一G道願→A大須賀琢真。結局2−4で関東一が逃げ切った。
後半シュート数1対6、CK数0対5、GK数6対1、クロス数1対10、ファウル数4対3。
まあ関東一が一枚上でした。パス回しは見事。ただし最後まで突破がなく、パスに頼りすぎな感があった。返して言えば、美学のあるサッカー。そのパスワークの軸の冨山はフィニッシュにも絡み、能力の高さを感じた。まあ高校版専修大サッカーというか。しかしパススピードが速くならないとこのクラスでは振り回せないかと。とは言え、パスサッカー主体の大学に進めば面白い。広島皆実はバランスを保ったが、少しずつスタミナを削られてしまった。バックラインがギリギリの対応を迫られ、ワンツーに突破されるシーンも。もっと前からプレスに行ければいいのだろうが、夏場の連戦で既に消耗していたのだろう。
公式記録
08月07日(金)
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