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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全国高校総体男子1回戦 立正大淞南ー東北 桐光ー久御山
さて、立ち上がりから桐光が猛烈にフォアチェックしてくる。パワフルな小川が競り勝ち、自らも仕掛け、Fイサカも右を突破、I安田は左足でゲームをコントロール、G鳥海がどんどん飛び出す。とても70分持たないサッカーで、前半勝負と踏んでいるのだろう。久御山がGKからショートパスでつなぎ、I八田やM山本がドリブルしようにもすぐに囲まれ、パス交換もままならない。9分、桐光G鳥海がドリブルで中を突破し右CKゲット。これをI安田が左足で担当。Bタビナスヘッドは外れる。13分、Fイサカ、右突破も中でカット。15分、桐光、スルーパスにH小川左シュートGKセーブ。決定機。17分、久御山M山本のスルーパスにI八田がゴール前で受けて右に回り込んでシュートはブロック。桐光は集散が早いので、久御山はシュートに行ってもことごとくブロックされ、シュートにカウントできない。給水タイムを挟み、24分、久御山M山本が仕掛けて倒され、正面FK。クイックリスタートからF和田へ、右から切り返して山本に戻すが撃てず。26分、久御山、I八田がドリブルで仕掛けE玉村に戻しM山本に入れF和田へスルーパス、カット。そのカウンター、H小川1対1もGKに当てる。超決定機。28分、久御山M山本の橇ブルからスルーパスがH築山へ、撃てず。29分、桐光Fイサカの突破から中にこぼれてH小川が右隅に決めて1−0。37分、久御山D平木に警告。反スポーツ。この右70度35mFKでI安田狙うも上に外れる。前半は1−0。

前半シュート数8(4)対3(2)、CK数6対1、GK数3対3、オフサイド数1対1、クロス数1対1、ファウル数3対2、FK数1対1。桐光が押していたのは間違いない。しかし久御山目線でいえば楽観していた。明らかに桐光はオーバーペースだし、持つわけがない。1点差ならむしろ久御山のほうが勝つ確率が高いだろうと。

しかし後半開始、いきなり試合巧者・桐光がオーバーペースで仕掛ける。2分、Fイサカから左のG鳥海へ左グラウンダークロスにニアでH小川が決めて2−0。絵にかいたような試合運びである。桐光もここまで上手く運ぶとはおもってなかったのでは?41分、久御山I八田のスルーパスにH築山が走るがDFカット。43分、桐光L佐藤に警告。ラフ。44分、久御山、右CK、M山本が短くつなぎE玉村からF和田へ、カット。46分、M山本のスルーパスにH築山ペナ内で受けるがカットされる。47分、桐光、O桑原遥→E安部崇士。49分、桐光、右からFイサカ戻しG鳥海シュートはブロック。51分、久御山H築山カットからF和田シュートもブロック。この辺りから桐光の走力がガクンと落ちてきた。54分、久御山、M山本の右やや後方のFKにJ河崎足で合わせて2−1。59分、久御山I八田のドリブルが倒され、正面18mFK。M山本のキックが枠内を襲うが、GKナイスセーブ。決定機。60分、桐光G鳥海→N佐藤太一。62分、久御山、M山本がタメて左のF和田へ、仕掛けて左クロスにH築山がファーで身体ごと押し込む。2−2。久御山は押せ押せで、桐光はすでに前からはいけないが、後方でブロックを作り、シュートを撃たせない守備からH小川が加速するドリブルでいいカウンターを見せる。桐光の精神力は大したものだ。普通体力的にも精神的にもたないはずだが。結局タイムアップ。引き分けに終わりPK戦に。

後半シュート数3(2)対5(3)、CK数0対4、GK数2対2、オフサイド数1対0、クロス数3対1、ファウル数4対3、FK数1対1。

さてPK戦。

桐光D小林、成功。右隅。
久御山M山本、成功。左上。
桐光Fイサカ、成功。真ん中
久御山I八田、失敗、左に外れる。
桐光I安田、失敗。右をセーブ
久御山E玉村、成功真ん中。
桐光L佐藤、成功。逆をついて右。
久御山F和田、成功。真ん中。
桐光H小川、成功。逆をついて右。
久御山H築山、成功。左上。
桐光Bタビナス、失敗。左をセーブ。
久御山@佐藤、成功、逆をついて右。

結局PK4−5で久御山の次戦進出が決まった。


公式記録

08月03日(月)
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