ID:40506
サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
[4382931hit]
■高校選手権大阪大会準決勝 大阪桐蔭ー履正社 阪南大高ー金光大阪
阪南大高と言えば前線からの猛烈なプレスからショートカウンターが持ち味である。それを避けるため金光はバックラインから徹底して蹴ってくる。阪南大高は主力ＣＢの小松がいない。しかし湯田は圧倒的な高さと身体を上手く使っての守備でスピードあふれる金光アタッカーを封じる。阪南大高もロングボール主体になるが、金光も長身羽田を中心に跳ね返し続ける。４分、阪南大高E永田の右ＦＫ、金光跳ね返す。１０分、阪南大高F川崎は右から入れてM奥平トラップから右足アウト気味のボレー、右隅を襲うがＧＫキャッチ。高度な奥平のテクニックが出たシーン。金光も眞口が左から切れ込み、正面からシュート、右隅はＧＫキャッチ。決定機。１３分、阪南大高、左ＦＫ、E永田（右足）、J西川（左足）で構え、西川狙うも正面でキャッチ。以降ＦＫはほぼ全てこの二人が構える。直後についに阪南大高がフォアチェックで奪うが金光B中原がナイスクリア。阪南大高はE永田に警告。初ファウルだがラフ。２９分、阪南大高、左ＦＫでE永田のキックをファーでQ湯田が落としM奥平からB谷シュートも当たり損ね。３８分、阪南大高R森井崚太→I高橋佳。結局前半は０−０で終了。前半シュート数は３（１）対２（１）、ＣＫ数０対１、ＧＫ数５対４、オフサイド数１対０、クロス数４対４ファウル数６対１０。金光はファウルが多いのでチームとしての繰り返しで警告が出るかと思った。しかしファウルが多いのは頑張って守備している証拠だ。
ハーフタイム、阪南大高P徳網→㉔鳥越大智。４３分、阪南大高J西川の左クロスをS後藤シュート、外れる。決定機。４５分、阪南大高I高橋のフォアチェックからシュートは右上に外れる。４６分、金光、左に展開しH眞口とC前田が１対１、ここで眞口が完全に抜き去り左クロス、ニアにJ寺田が突っ込みちょこんと合わせる。０−１。４９分、阪南大高S後藤→G吉田恵人。５４分、阪南大高I高橋が反転からいいシュートもＧＫ正面。５５分、阪南大高M奥平左クロスはI高橋の前で何とか金光カット。右ＣＫに逃げる。これをJ西川左足キック、ニアで高橋がダイビングヘッド、決まって１−１。ここから阪南大高が押せ押せである。５６分J西川左からカットイン、左足シュートは右に外れる。決定機。５９分、㉔鳥越のパスをG吉田シュート、右隅に飛ぶがＧＫナイスセーブ。決定機。しかし阪南大高に傾いた流れは変わらない。２１分、左ＦＫ、J西川のボールはＧＫキャッチ。金光はいつもながらＧＫのレベルが高い。今年の小林もなかなかのレベル。そしてハイボールでは羽田がしっかり勝つから、単純な放り込みは通用しない。６４分、J西川の左クロスをG吉田ペナ内ターンからシュートが右隅を襲うがＧＫキャッチ。決定機。６５分、金光、右クロスにI新家がファーでフリーヘッド上に外れる。超決定機。６８分、阪南大高、左ＣＫ、ファーに合わず。ゴールキックに。７７分、金光I新家のシュートは正面。８０分、阪南大高、左で崩しG吉田シュートは上に外れる。決定機。結局１−１で終了。１０分ハーフの延長へ。
後半のシュート数は９（４）対６（４）、ＣＫ数２対１、ＧＫ数５対６、クロス数３対２、ファウル数５対９。後半は総じて阪南大高ペースも、金光もいいところを見せた。そして両者走り負けず。
延長前半の８６分、阪南大高、正面３０ｍＦＫ、例の二人が構える形からJ西川が右隅を襲うがＧＫ小林キャッチ。８９分には右ＣＫがあったが生かせず。
延長後半、９１分、E永田ミドルも右上に外れる。いいシュート。９５分、M奥平がフォアチェックから素晴らしいカット、ペナ内左のH日高がフリーでシュートもＧＫ小林スーパーセーブ。超決定機。１００分にはM奥平が切れ込みシュートはこぼれるが詰めきれず。引き分けに終わり、ＰＫ戦へ。
金光I新家、失敗。左を読まれセーブしてポスト。
阪南大高I高橋、成功。左隅。
金光H眞口、成功。逆をついて左上。
阪南大高F川崎、成功。逆をついて右。
金光G荒田、失敗。左足で左上に外れる。
阪南大高J西川、成功。左上。
金光B中原、成功、逆をついて右。
阪南大高G吉田、成功。逆をついて左。
ＰＫ戦４−２で阪南大高が決勝進出を決めた。
[5]続きを読む
11月09日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]ｴﾝﾋﾟﾂに戻る