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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全社2回戦 奈良ー福井 和歌山−高知
2分、高知、左50度FK、上に外す。立ち上がり、両者長身CFに集める。14分、和歌山A角南が右深くを抉り、クロス、G白方ヘッド、1−0。22分、和歌山、細かくつないでミドル。高知大のサッカーといえばフラットな4−4−2からの組織的プレスからショートカウンターと、細かい局面を打開する高速パスワークだが、高知にはそのどちらもない。まずバックラインは押し上げるのに中盤が引きすぎてバランスを失い、和歌山に回されている。カウンターも低い位置からで、スピード感もなく、パスミスも多い。つまり高知大よりはっきり落ちる。よくこれで四国リーグを優勝できたものだ、と唖然とする。33分、高知、B宮川からQ元田、S大西とつなぎ突破、倒れるが明らかにPKではない。和歌山もQ山道の左クロスにファーで誰かが折り返し、シュート、外れる。決定機。36分、高知F中田、右突破からマイナスクロス、ラインを割っていた。37分、和歌山、右CKストレートボールを高知大GK、ナイスパンチ。39分、和歌山、左クロスをE中山折り返しG白方ヘッドも上に外れる。決定機。結局前半は1−0で終了。シュート数2対3、CK数2対0.GK数7対4.クロス数5対5
、ファウル数7対6。和歌山ペースだが押し切れていない。非常に危ない展開ではある。

後半開始。41分、和歌山Q山道、左から切れ込み左足シュート、右隅に飛ぶ。セーブ。決定機。42分、和歌山、右CKファーS大西ヘッド、セーブしてバー。超決定機。45分、和歌山、右クロスをS大西が落としE中山左足ミドルも上に外れる。決定機。押しながら決め切れない嫌な展開。しかし47分。和歌山E中山の左クロスに高知がニアでDF触り、まさかのオウンゴール。中に詰めていたとはいえ、これは大きい。2−0。正直これで勝負あったと思った。50分、和歌山G白方→O西山佳孝。高知F元田→I大西徹。高知、スルーパスR渡部の前でGK原素晴らしい飛び出し、左CKに逃げる。決定機。56分、高知Q元田、左クロス㉖後藤、トラップが乱れる。59分、高知、左80度35mFK、R渡部のシュートは弱い。和歌山I芝崎高速突破、しかし高知E山岡も俊足で止める。64分、高知サイドチェンジ、Q元田へ、カットインから左上へ強烈なシュート、決まって2−1。このプレーで高知が息を吹き返す。67分高知、右フリーS植木シュートブロック、右CKへ。高知S植木→H小山辰吾。和歌山N赤木→J宮本宗弥。70分、高知、ロングボールにH小山(183p)が競り勝ちI大西が流し込む。2−2。71分、和歌山正面27mFKH高瀬シュートはわずかに外れる。決定機。73分、和歌山カットインシュート左上に外れる。決定機。78分、和歌山、正面22mFK、その前に高知、誰かに警告。H高瀬のシュートは上を襲うがセーブ。決定機。右CKでS大西シュート、ブロック。決定機、結局2−2でフルタイム終了、10分ハーフの延長へ。

延長は簡潔に。82分、和歌山、右クロスをファー大外でS大西が右足アウトで流し込む。3−2。85分、高知、左シュート、こぼれをI大西が押し込む。3−3。その後得点は入らず。100分の試合終了。PK戦へ。なお和歌山は直前にGKを大森圭吾に変えている。W杯以来のトレンド、PK戦用キーパーまたは、はったりである。

高知、N石川、成功。逆をついて左へ。
和歌山、A角南、逆をついて左上へ。
高知、R渡部、左に決める。
和歌山、O西山、左に決める。
高知E山岡失敗。上に外す。
和歌山、誰か成功。正面。
高知、S大西、成功。バーに当たりイン。
和歌山、H高瀬、成功。真ん中。
高知、H小山、失敗。左に飛ぶがセーブ。

結局和歌山が3回戦進出を決めた。地決のかかったこの大会にかける執念を感じた。まあ体力を消耗したのは痛いが。この影響か。次の3回戦で敗れ、地決への道は完全に断たれた。

09月28日(日)
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