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サッカー観戦日記
by T.K.
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■総理大臣杯2回戦 流経大−福大 高知大ー関学大
MF 8 浅香健太郎 172/68 4年 サンフレッチェ広島ユース
11 森俊介 175/65 2年 東山
14 福富孝也 178/63 3年 宝塚北
18 小野晃弘 166/58 3年 藤枝明誠
DF 12 中西康太 175/68 2年 浜松開誠館
立ち上がり高知大は猛烈なプレスで関学大の出足をくじく。CFH出口が前線から追いかけまわし、ボランチで奪いショートカウンター狙い。E野中は力強く正確なキックが光る。L原田は相手をよく見ていなすドリブルから好機を演出する。丁寧なパスも光った。関学は両ボランチが攻撃的な選手なのだが、ミスを連発、前線につながらない。14分、高知大E野中が右クロスのこぼれをミドル、GK村下一歩も動けず。しかしバーを叩く。19分、関学もスルーパスから㉖池田が近距離シュートもGK亀岡がナイスセーブ。亀岡は桜宮で1年からレギュラー(もう一人アタッカーにも1年生レギュラーがいた)。国体選抜にも選ばれた逸材。高知大はフォアチェックもハーフウェイラインから自陣10mくらいに設定し、守備を固める。一つには関学の両サイド、F泉とI小幡が1対1では止められないこともある。関学はH出岡がボランチの位置から左足で大きく展開し、両サイドを活かす。ただ高知大がサイドを固めているので、SBは深くまで上がれず、アーリークロスを狙う。この日は福森が左サイドバックだが、フィードの良さで組み立てに加わる。小林はトップ下と表記したが、トップ脇にも近い前線のアタッカーとなっている。しかし高知大も30分、フットサル仕込みの?細かいパスワークからL原田がスルーパス、FWに合わず、GK村下キャッチ。ロスタイム、関学大・原口が右アーリークロス、P小林は反時計回りに回転して左足トラップシュート、右に外れる。高度なバランス感覚と技術に支えられた好プレーだった。前半はスコアレスで終了。
関学は池田がポストをこなせるでなし、裏を取るにもスペースがなかった。ただ小林を上手く活かせる頭の良さは感じた。
51分、関学大、左FKI小幡(左足)、E徳永(右足)が構え、徳永がいいボールを入れるもカットして左CKへ。これは小幡が左足で入れるが、GK亀岡ナイスキャッチ。更にH出岡が亀岡にぶつかってファウル。亀岡は高校のころよりもハイボールが安定している。もともと反応と足元の技術は凄かったが。58分、関学大カウンター、㉖池田がターンから裏に抜け出し右シュートも左に外れる。枠内なら亀岡が防げたし、決定機というほどではない。64分、I小幡の右CKをファーでB井筒ヘッド、左隅に飛ぶが亀岡スーパーセーブ。ポストに当たって外れる。超決定機。さらにC福森オーバーラップ、㉖池田に当ててリターンを抜け出そうとするがカット。67分、高知大H出口→S藤井。あからさまにカウンター狙いである。関学大も68分、F泉→J森。レフティー。同期のレギュラーMFに3人もレフティーがいた東山高校時代は主に左ハーフだったが、右に入る。スピードを活かした突破力が魅力。72分、高知大G上田→㉙勝田。1トップ、S藤井がシャドーでI有間が右ハーフの4−4−1−1に組み替える。75分、高知大A帷から㉙勝田、再び帷に戻し、勝田へとリズミカルなパスからターン、シュートは右に外れる。決定機。76分、I有間のボールを関学大がカット、左CKへ。これをショートでつなぎE野中が入れる。L原田がミドル、こぼれをS藤井シュートも村下セーブして右ポストを叩き、こぼれを誰かがシュート、F曽根が押し込む。1−0。ここぞというチャンスで決められるのが、勝負弱いはずの地方1強の高知大の謎の強さだ。関学大は直後に㉖池田→N岡山。トップ下に入り、小林が1トップに。89分、関学大、放り込みを拾った岡山シュートもわずかに外れる。89分高知大F曽根→K藤川。ロスタイム4分の発表。その94分、関学大左CK,GK村下も上がってI小幡のボールがいいところに飛び、こぼれを高知大痛恨のクリアミス、ファーで待っていたJ森が密集を抜けるシュート!決まって1−1.延長へ。
延長での両校の布陣を書いておこう。↓
高知大 関学大
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08月11日(月)
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