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サッカー観戦日記
by T.K.
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■東海クラセン 7決 刈谷−磐田SS 決勝 清水ーアカ福
FW 23 山田健太 99・09・09
アカ福 監督:菊原志郎
GK 1 加藤智大 99・07・15
DF 18 八重樫尋斗 99.08.25
4 瀬畠義成 01・01・19
3 今井翔太郎 99・04・12
29 細川朝陽 00・06・13
MF 5 萩原翼 99・10・17
6 菊地健太 00・05・28
8 高山登伊 99・09・16
10 山原怜音 99・06・08
13 川野海和 99・05・05
FW 30 木村壮太 00・09・16
決勝はあまりのレベルの高さに唖然とした。アカ福は静岡5位で清水に至っては静岡9位ですよ。なのに技術に穴がなく、強烈な個性まで備えている。7決の刈谷は個性は強烈だったが、明確な弱点もある選手たちだった。磐田SSは穴がなかったが個性もそれほどではなかった。しかし決勝は両者強烈で、個人について書くメモのスペースがみるみる埋まっていく。しかしアカ福は一人一人の人間的な部分がしっかりしている。もはや全員がほかのチームならキャプテンが務まるであろうコーチング、それもただ怒鳴るだけではなく、鼓舞する声や具体的指示、止まった時に的確な修正など、圧倒的な「人間力」がある。雨の影響で大会プログラムを出しにくい状況だったが、観戦ノートにたちまち選手名が埋まっていく。ギジョー?って誰だ?と思ったら義成を「ギジョー」と読むのか、など。清水はP吉田君が長身で激しい守備で潰しにかかり、Q鳥居君も長身でヘッドに完勝し、しかもロングフィードまでよく、左のH大屋君に一気に展開し、カットインからチャンスを作る。㉓山田君はバックラインと常に駆け引き。しかしアカ福がすぐに「18番の対角線気をつけろ」と指示が飛び、鳥居君の斜めのパスを封じる。そして木村君も守備時は鳥居君を徹底マークし、タテのロングパスも自由には蹴らせない。またアカ福はバックラインのコーチングも見事で㉓山田君の駆け引きに対し受け渡しをしっかりしてフリーにさせない。RBのQ八重樫君に前からプレスに行かせたかと思うと、引いてカバーさせたりと隙が無い。清水は㉔佐塚君が配給役になり、㉓山田君が引いて受けては単独突破を図るが、アカ福の守備陣は許さない。と言ったところが立ち上がりの大まかな展開。
2分、清水、左CK、ファーで折り返しF監物君ヘッドも外れる。決定機。8分、アカ福、I山原君が右足で正確な右CK、Q八重樫君がファーでヘッド、右隅に決まり0−1。10分、アカ福GK@加藤君のパスミスを異常に読みのいい清水㉔佐塚君がカットしE白井君へ、シュートは正面。12分、清水F監物君→C平岡宅磨君。アカ福の右ハーフE菊地君はレフティーでカットインを多用して清水の左サイドを混乱させていた。しかしこの交代で試合は落ち着く。ピッチにはアカ福の声ばかり飛ぶが、清水だって決して大人しいチームではない。アカ福が中学生離れしているのだ。問題が起きるとすぐ修正してしまうので、清水は単独突破や一発のパスに頼ってしまう。アカ福もB今井君の左足フィードやD萩原君の忠実な潰しで対抗。膠着する。23分、清水、サイドチェンジでH大屋君がアカ福Q八重樫君と1対1、抜くがC瀬畠君が好カバー。清水は一人抜いても二人目に止められる。左CKになるが逸機。26分、清水E白井君が左に流れクロス、中で決定的シュートもアカ福ブロック。アカ福は組織を固めている印象ではないが、局面で咄嗟の連携が素晴らしい。結局前半は0−1で終了。
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07月13日(日)
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