ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西第3節 野洲−関大一 大阪桐蔭−神戸弘陵
    2 竹並壘   172/63 3年 バンディオンセ神戸
    3 関和馬   173/61 3年 アザーレア三田
    6 中濱颯斗  170/57 2年 神戸FC
MF 21 下山祥志  164/57 2年 M.SERIO FC
    7 鎌倉大和  173/60 3年 神戸FC
    8 是枝真伍  171/53 3年 フレスカ神戸
    9 吉岡竜二  165/56 3年 太田FC
FW 11 入谷子龍  173/62 2年 神戸FC
   10 菅優介   170/62 3年 アザーレア三田

立ち上がりお互いに支配できないまま進む。大阪桐蔭は中盤がイマイチ。それでも6分、正面20mFKを獲得。R伊藤が狙うが上に外れる。9分、B上加世田のロングFKが左上に飛び、ブレ球かGK弾いて左CKに。これをB上加世田が蹴り㉒新上がヘッド、決まって1−0。13分、右で持ったB上加世田がサイドチェンジ、左でF神田が倒されペナの角付近でFK。B上加世田のキックはバー。神戸弘陵はI菅が右足FK担当。大阪桐蔭は中盤でカットからI奥田がJ立花へ、これは逸機。G久保田和は確実に止めて前を向ける。しかしこの日は攻撃面でアイディアがなく、飛び出しも突っかけることもはたまたサイドへの展開もない。調子が悪そうだ。久保田貴は自分のできること、できないことをよくわかっていて、黒子に徹することのできるミスの少ない選手だが、相棒の久保田和のフォロー役に徹したいところだが、不調だと、自分が主役を張るだけの突出した武器がなく機能しない。監督としては是非ともチームに一人はほしいタイプだが。右のR伊藤はサイド突破からクロスが大きな武器だが、この日はまるで突破ができない。神戸弘陵の守備云々ではなく、こちらも不調。F神田は左足の名手だが、こちらもイマイチ。つまり大阪桐蔭は中盤が総崩れで非常に厳しい。こうなると上加世田を中心にロングボールが多くなるが、I奥田やJ立花はさして長身とは言えないB関に空中戦で完敗するなど全く機能していない。さらに奥田は快速を活かして裏やサイドを狙うがいいボールが来ないしJ立花は生粋の点取り屋タイプなのか、いいボールが来るまで待ち続け、ロングボールを呼び込めない。潰し合いが続くが、神戸弘陵もシュートは撃てず思うようにいかない。G是枝が左足でカットインが得意だが、右足で撃てないのでシュートにならない。34分D窪田の左クロスにI菅トラップも囲まれる。37分F鎌倉のスルーパスに斜めに走ったG是枝がオフサイドをかいくぐるがシュートは左に外れる。ここまでオフサイド5の神戸弘陵が初めてラインを破った。40分、神戸弘陵、J入谷の左クロスにニアで潰れH吉岡が蹴りこむ。1−1。大阪桐蔭も㉒新上からI奥田へ、タメて中へ出すがカット。神戸弘陵I菅はピタッと止めるトラップが印象的。しかし自在にコントロールするというより足元にいったん止めてから次のプレーに移る昔のブラジル方式のトラップというか、あまり現代的ではない。結局前半は1−1で終了。

手元集計でシュート数4対3と大人し目。運動量はあるものの、高さもパワーも足りず、中盤の潰し合いを避けるロングボールの精度もなかった。上加世田くらい?㉒新上は高い。下級生だろうが、なかなかの逸材だと思う。


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04月19日(土)
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