ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西最終節 弘陵−一条(前半)滝二−初橋(後半) 近大附−大阪桐蔭
    7 下田義起  178/66 3年 ガンバ大阪門真
    8 田上怜   166/57 3年 千里丘FC
   13 川上青空  173/63 3年 近大附中
FW 11 谷太貴   183/70 3年 京都サンガU−15

大阪桐蔭 監督:永野悦次郎
GK 12 石原亮太  175/65 2年 ヴィッセル伊丹
DF 18 小川仁太  175/62 2年 京都サンガ
   14 佐野匠   179/64 3年 ヴィッセル伊丹
    5 瀧田裕馬  175/65 3年 セレッソ大阪
   19 上加世田航也176/65 2年 セレッソ大阪
MF 22 神田瑛士郎 169/60 2年 伊賀FC
    4 川口幹太  186/67 3年 枚方フジタSC
   17 久保田和音 169/58 2年 FC豊橋デューミラン
   11 綱島駿   172/65 3年 ヴィッセル伊丹
FW 10 木下隼   171/64 3年 セレッソ大阪
    9 田中拓也  179/63 3年 アビスパ福岡

近大附は通常、というかずっと3バックを採用していた。それがまさかの4バック。しかし明らかに不慣れだ。桐蔭がサイドで持つと、近大附サイドバックが上がって対応する。そこに桐蔭FWが引くと近大附CBもついて上がり、後ろに2人しか残らない状況ができる。3バックならストッパーが相手FWを潰しに行ってもいいのだが、4バックだとこらえなければいけない。すぐに即席4バックだということがわかる。そこで桐蔭はH田中が引き気味にポジションを取りI木下を1トップ気味にさせ、近大附CB陣を釣り出しにかかる。近大附バックラインは混乱に陥る。ただし中盤の運動量は飛ばしすぎに思えるほど豊富なので、桐蔭も自由には回せない。それでもM佐野から鋭いフィードが飛んでくる。C川口とP久保田は引き気味でビルドアップ。そして18分、桐蔭I木下から右のJ綱島へ、クロスに対し近大附RB24山室が絞っておらず、H田中がファーに飛び込むもシュートミス。決定機。直後にも桐蔭P久保田からJ綱島へスルーパス、ドフリーで丁寧にクロス、またしてもファーで近大附24山室の絞りが甘く、内側を取ったH田中が丁寧にダイビングヘッド、決まって0−1。こう書くと24山室個人のマークミスの責任のように受け取られるかもしれないが、そうではなく左の23瀧川もポジショニングが甘かったし、そもそもずっと3バックを採用していたチームがいきなり4バックの動きをマスターできるわけがない。選手個人に責任を帰するのは酷だろう。J綱島がゴリゴリと力強い突破を見せる。27分、桐蔭、右で作って戻しR上加世田がアーリークロス、これも近大附24山室の絞りが甘く内側を取られてH田中がファーでヘッド。決まって0−2。直後にはP久保田がミドル、上に外れる。34分、近大附E京井が強烈ミドル、左ポストに当たって外れる。37分、桐蔭H田中がポストで落とし22神田シュートも正面。38分、桐蔭Q小川の左アーリークロスがゴール方向へ飛ぶが、上のネットへ。39分、桐蔭22神田のスルーパスにI木下飛び込むもセーブされる。40分、桐蔭、I木下→24奥田陽太。温存?そのまま1トップ気味のポジションに入る。40分、桐蔭Q小川が深い位置に入り左クロス、今度は近大附23瀧川が絞りきれず、桐蔭24奥田がファーで内側を取り、決める。0−3。結局前半は0−3で終了。

前半終了時点で勝負はついたと思った。近大附はまったく機能していないし、後半はばてるだろうし、今更3バックに変えても遅い。そもそもこのゲーム、4バックのテストと割り切っている節がある。


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10月06日(日)
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