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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■近畿大会 女子準決勝 日ノ本−精華 男子準決勝 野洲−洛北
４分、野洲１２番に警告。１０分、正面２５ｍＦＫ、F伊藤（右足）とI中大路（左足）が構え、中大路がスルーして伊藤がシュートも正面。決定機？１３分、洛北A高野ロングスローを中で落としＤＦクリア、左ＣＫに。伊藤がキック。１４分、D堺の右クロスをJ水谷ダイビングヘッド、ＧＫセーブ。超決定機。これもA高野が左ロングスローで攻め直し。１５分、洛北A高野の左クロスをG弘田ボレー、当たりが甘かった。決定機。１６分、洛北H榎本のカットから左シュート、前が全開だったが上に外す。決定機。１７分、F伊藤が切れ込みシュート、ＧＫ弾いてサイドネット。決定機。野洲は中盤で次々カットされ、前線に入っても、戻った洛北ＭＦ陣に後方からつつかれ、まるでいいところがない。洛北のエースI中大路は引いて受けて守備にも奮闘し、昨年までの前線に張って裏に飛び出すプレーは少ない。がんばる姿勢が前面に出ている。野洲は長身J古川を右サイドに置いて起点を作りたいのだろうが、洛北A高野に完全に封じられている。田畑も洛北ＣＢ人の前に沈黙。つまり攻守に圧倒されている。まるで勝算が見えない２５分、洛北、左ＣＫをG弘田？、E須原？がヘッド、決まって０−１。２８分、洛北F伊藤の左ＣＫをB若林ドンピシャヘッド、左に外す。決定機。直後にもE須原のスルーパスにI中大路がいい体の姿勢で受けて左足シュート、左ポスト。超決定機。前半０−１。
前半はシュート数１（１）対１０（５）、ＣＫ数０対６、ＧＫ数５対２、クロス数０対８（３）、ファウル数４対５。全ての数字が洛北ペースを示しているし、多分このまま点差が広がる一方なんだろうなと確信していたが、精神の未熟な高校生なら何が起こるか分からないことと、帰りの交通の便がよくないことから後半観戦を決める。しかし結果的には外れだった。
ハーフタイムで野洲K、23→A瀬口雄貴、I中村真輝。Kはケガによる交代。瀬口はそのままＲＢに入る。I中村はＣＦに。ただし０トップ採用の野洲においては、ガンガン引い手リズムを作る役回り。22田畑が左ウイングに入る。４分、野洲、中村を起点に左へ、田畑切れ込みマイナスのクロスをニアで中村合わせるがＧＫブロック。決定機。洛北は入り方をミスした。しかしすぐに洛北の後半のコンセプトが明らかになる。ノーリスクだ。っ前半完璧な出来だった洛北がノーリスクのサッカーをすれば、野洲はどうしようもない。前線に入れても囲まれるし、無駄に負わないから体力の消耗もない。１３分、野洲、スルーパスをI中村に通そうとするがカット。１６分、洛北E須原→M八倉望人。右サイドバックへ。D堺が右ハーフに上がり、G弘田ボランチへ。洛北のＣＫの守備はゾーンで、振られない。２０分、野洲L安田、J古川→G西村仁志、Q藤浦裕也。３１分、洛北I中大路→Q藤原達（トオル）。３２分、野洲A瀬口に警告。３５+２分、中村に警告。結局0-1でタイムアップ。洛北の完勝でした。
後半メモは8行しか取っていない。うち選手交代に4行、野洲の警告に２行、プレー自体は２行だけ。それくらい何も起こらなかった。洛北のシナリオが１００パーセントはまり、野洲は何も出来なかった。前線に入ったとたん囲まれては奪われた。力の差があまりに大きかった。これを高校総体までにどう建て直すか？
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06月23日(日)
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