ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会第1日 阪南大高−一条 東山−奈良育英 女子 八商−精華
−−−−−山名−−−−− −−−−−高野A−−−−

八商 監督:吉田和弘
GK  2 山名純可  168/55 3年 前登録なし
DF 22 冨田千夏  165/50 2年 ロイヒデン
    3 森美涼   165/55 3年 八幡中
    5 中島麻里  175/55 3年 おおつヴィクトリーズ
    6 西澤咲希  155/45 1年 愛知中
MF 15 辻幸由季  165/55 1年 甲賀中
   10 中村遥香  155/50 1年 ルネスレディース
   11 吉田夏生  165/50 1年 伊賀くノ一
    4 中谷有沙  160/50 3年 前登録なし
FW  9 橋本京佳  165/50 2年 城東少年団
   23 奥山紗帆  165/50 2年 城東少年団

精華 監督:越智健一郎 前登録記載なしは京都精華女子中
GK 12 高野有希  166/60 2年 
DF 16 小路葉都紀 150/44 1年
    5 山下愛里  159/57 3年     
    6 前澤彩香  155/47 2年
   22 加島優女  163/48 3年・主将
MF 10 園田瑞貴  163/49 2年
   14 伴自然   156/50 3年
    3 山邑佳奈子 166/54 3年 志賀中
   15 小島奈々  156/50 3年 バニーズ京都SC
    7 金塚咲恵  158/49 1年 
FW 20 大八木優奈 152/51 3年 瀬田北中



力の差が大きいので詳細は書かない。精華はドリブルとショートパス主体に細かいサッカーを展開。八商も封じるべく寄せるが精華も技術が高くブレない。体格データを見ていただければ分かるが、精華は上背のある選手が多く、しかし体重は軽いからフィジカルは鍛えていないのだろうが技術には絶対の自信を持っている。だから二人に寄せられてもキープできる。そしてここが重要なのだが、狭いところを強引にドリブルとショートパスで崩す選択肢があるから、逆サイドに展開したり裏にポンと出すプレーが生きる。元来フィジカル主体だった高校女子サッカーだが技巧派チームはいくらでもあった。男子と比べて育成意識が高く、全国ではまるで勝てないのに技術に秀でたチームを作り、奮闘した地域のチームもあった。北海道文教大学明清なんかはまさにそうだ。聖和は技巧派のチームながら全国制覇もしている。しかし精華ほど細かい技巧派サッカーは前例がない。

1分、B山邑が右突破から流し込む0−1。3分、22加島が右足で左クロス、I園田が左隅へ。0−2。4分、I園田が左クロス、ファーでGKがファンブルしたのをD山下が蹴りこむ。0−3。8分、I園田が切れ込み、左足ループ。0−4。ちなみにレフティー。ループシュートやループパス多用は精華の特徴のひとつ。13分、M伴の左足ミドルが右隅に決まり0−5。19分、いつの間にか入ったH谷口木乃実が40mロング、決まって0−6。23分、I園田切れ込み左シュートは左ポストを叩く。決定機。30分、I園田ループでH谷口が裏をとりGKと1対1を決める。0−7。谷口はCBに入ったのだが、凄い上がりだ。

結局前半は0−7。シュート数0対11(8)。CK数0対2、クロス数1対3、ファウル数6対0。精華のレフティーボランチコンビが圧倒的な技術とポジショニングで圧倒していた。金塚もレフティー。こうなると明日に向けて体力温存を考えるだろう。もともと自分のペースでサッカーしているので精華の消耗は少ないが。


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06月22日(土)
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