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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第16節 桃山大−立命大 阪南大−京産大
10分、阪南大J泉澤、左サイドで2回切り返し左クロスも合わず。泉澤は完全にマーカーを外していた。その後阪南大の猛攻が続く。しかし京産大も組織で守れている。スタンドからはレフェリーに罵声が浴びせられる。阪南大もマナーのいい大学ではないが、京産大はちょっと……と思わざるを得ない。28分、阪南大23小池から左のJ泉澤へ、シュートは左に外れる。決定機。32分、阪南大、R飯尾がタテ突破、右クロスはCBがコーナーに逃げる。その右コーナー、窪田が左足で直接狙う。GKはじくもJ泉澤がヘッドで押し込む。1−0。38分、阪南大が左クロスから小池がペナ内で倒れるもノーファウル、左CKへ。43分、阪南大35朴キープから後方に落としK谷本スルー、G窪田ミドルも上に外れる。ワンタッチあって左CKへ。44分、阪南大、35朴からH可児が出して23小池がシュートも左上に外す。超決定機。結局前半は1−0。

前半のシュート数8(4)対1(1)、CK数5対1、GK数0対5、クロス数10対3、ファウル数6対5。まあ一方的だったが京産大も無抵抗ではなかった。安藤が時折いい突破を見せていたし、松田兄弟もよく喰らいついていた。中盤がいいのが抵抗できた理由だろう。坂本は守備に追われた。阪南大では朴が意外にフィットしていた。身体は強いし、足元にも収まる。小池がやっている仕事をするので、小池がシューターとしての能力を発揮しやすい。

後半に入る。48分二見のアーリークロスに京産大CB陣が朴を見失い、裏を取ってGK外して決める。2−0。54分、京産大L安藤が左を突破し左クロスに大外でF松永が角度のないところからシュート、GKセーブ。決定機。アナウンサー氏は右15度と言っていた。56分、阪南大R飯尾がオーバーラップ、右グラウンダークロスに小池シュートもキャッチ。決定機。58分、京産大J坂本→S原。62分、阪南大R飯尾に警告。阪南大35朴→L河田。阪南大・可児は狭いところに入って細かいプレーをやりたがる。さすがカニというだけはある。66分、阪南大は細かく中でつなぎ中央で空いた可児がループを狙うが上に外れる。決定機。67分京産大F松永→43木匠。直後にE冨田の左クロスを大外でL安藤が左足ボレー、上に外れる。決定機。69分、阪南大、右アーリークロスの河田とGKぶつかり、倒れたまま河田シュートがコロコロ転がるがDFクリア。72分京産大I佐々木から43木匠へ、シュートはブロック。74分、阪南大、J泉澤が左から中へパス、これを受けたL河田がミドル、正確に左隅へ決まる。3−0。75分、阪南大23小池→工藤。このあたりで京産大の選手が痛んでピッチ外に運ばれる。しかし京産大の控え部員のうち一人二人ではなく大勢で爆笑するシーンがあった。味方が怪我してるのに心配するどころか、仲間内で受ける話をするなんてどういう神経してるんだろう。78分、京産大38阿部→A金。CBに入り、D西口がRB。38分京産大CBコンビの間で22小池受けて裏へ、Jループを決める。4−0。87分、阪南大G窪田→29阿部。90分、京産大L安藤右から左足シュート、43木匠ポストに入りI佐々木左足ミドル、4−1。しかし92分、阪南大H可児からJ泉澤に出てGKの脇を抜いて5−1。結局5−1で終了。

後半はスタッツが不正確。とにかく75分以降ゲームが壊れたのは確かだ。京産大はすっかり中盤が機能不全に陥り、どうしようもなくなった。雰囲気も悪かった。スタッフがAチームばかり指導してるのかな?美濃部さんは徳島をJ2上位に導いた監督だが、京産大の強化には時間がかかると思った。阪南大はマン・オブ・ザ・マッチは泉澤で決まりだが、中盤で圧倒的な存在感を見せ続けた窪田や可児も良かった。これは最後まで桃山大と優勝争い続けるでしょう。

10月14日(日)
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