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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西第3節 一条−綾羽 滝二−近大附
5分、近大附攻撃で相手陣奈に深く入ったところ奪われカウンター、ハーフライン近くまで上がってGKP川路が故意にファウル。警告。10分、滝二I谷もとの左クロスをE福井ボレー、左隅に決まって1−0。滝二が攻勢に出る。しかし近大附が膠着状態に持ち込む。徹底的に自陣のスペースを潰し、滝二のドリブルも囲んで止める。そして一気にH吉野竜へ。体が強いのでキープできる。将棋の米長邦雄は「さわやか流」という誉め言葉がある一方で、対局を膠着させて「泥沼流」と呼ばれることもあるが、今日の近大附がまさにそうだった。23分、滝二E福井からM太田へ、サイドチェンジを23増田が左クロス、L星野ヘッド、上に外れる。決定機。直後にも左に開いたL星野が中へ、GKキャッチ。Q福寿がインターセプトから一気にタテに抜けて右CKゲット。31分、滝二M太田ナイスミドル。滝二が押しているように見えるがゲームは膠着していてどちらかといえば近大附ペース。35分、滝二、左クロスにI谷本ボレー、GK正面。滝二はA大住が長身で寄せもよく、クレバーでもある。いいCB。39分、近大附J金蔵がドリブル、タックルを受けたこぼれをE苺谷ドリブルシュート、キャッチ。いい形。42分、近大附G平阪が左クロス。3−4−3でサイド攻撃重視の近大附が初クロス。つまりそれだけ攻めていなかったということ。直後に滝二の不用意なファウルで右FK、F下田からC吉野晃ヘッド、決まって1−1。滝二は集中が切れていたとしかいえない。なお公式記録では右CKになっているが、全然違う。公式記録は当てにならないものだが、このくらいはしっかりして欲しい。45分、近大附、左CKのこぼれをF下田が左クロス、これを滝二GK@中村が目測を誤りファーサイドネットに直接ゴールイン。1−2。前半は1−2で終了。

前半のシュート数は5対4、GK数0対3、クロス数7対1。ファウル数4対9。滝二が押していたし、支配力では圧倒的だった。しかし近大附は不思議なチームで、支配されてもペースを掴ませない。あえて回させていたわけではなく、粘り強く守っていただけだが、局面で激しく守れるので、1対1で負けるにせよ、完敗はせず、抵抗できている。だから2人目で何とか止められる。つまり近大附のゲームプランどおりなのではないか?と思っていた。

ハーフタイム、滝二22高橋→F熹ィ智也、L星野→O馬場航。B中村→N佐々木慎太郎。高畑はトップ下へ、福井が右ハーフ。高畑は今年のエース格だと思うがケガだろうか?7分、滝二F高畑がドリブルで中央突破、ペナ内右フリーの選手に出す。撃てたが、中に戻してカットされる消極的プレー。ベンチから「撃たないか」の声。8分、滝二F高畑が入れたボールをI谷本ポストプレーから再びF高畑が素晴らしい左足ミドル、決まって2−2。なおF高畑はレフティー。左CKも左足で担当する。11分、滝二O馬場が右ミドル、左に外れる。13分、右FK、外れる。20分、滝二F高畑の弾丸シュート、左上に外れる。決定機。23分、滝二23増田→G下糀龍樹。25分、滝二、右クロスをI谷本競ってG下糀シュート、上に外れる。決定機。27分、近大附カットからH吉野竜撃たずスルーパスも通らず。28分、滝二F高幡、ハーフ付近からループを狙う。GK前に出ていたが上を越せず。30分、近大附B金からタテ一本、J金蔵へ、GK飛び出して弾くが押し込む。2−3。35分、滝二A大住に警告。ラフ。81分、H吉野竜→Q舞光太郎。37分、滝二スルーパスがI谷本へ、1対1の超決定機もGKP川路スーパーセーブ。いいキーパーだ。G平阪→S岡崎諒。89分J金蔵→R江本遼。90+2分、滝二I谷本に警告。ラフ。近大附E苺谷→22京井奎樹。結局2−3でタイムアップ。


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04月21日(土)
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