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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権滋賀準決勝 野洲−水口 守山北−守山
後半開始。7分、守山北、右FKでG岩澤が左足も枠を外す。守山はタテ一本の攻めで重きって上がったストッパーの24西田が突っ込みGKと激突。しかしこれが警告。気づかなかったが前半も警告をもらっており2枚目で退場。守山は柴宮がストッパー、吉岡を右WBに5−2−1−1変更。ここから守山北がペースを握る。13分守山J山中→23西塚洸聡。守山は柴宮はかろうじてストッパーを務めるが、吉岡は右WBとしては守備に難があり、狙われていく。22分、守山北G岩澤→R辻本をFWに入れて、A小林が左ハーフに入る。23分、守山G前田に警告。相手がすり抜けるところ引っ掛けて倒す。前田は足がそれほどではないので、スピードでの競り合いでは厳しい。このFKを守山北、ファーでヘッドも弱く、GKキャッチ。さらに守山北サイドチェンジでA小林は左でフリー、シュートは右上に外れる。小林突っ伏す。27分、守山22中岡に警告。守山北A小林→K壷井快安。28分、守山、右からの崩し、F吉岡シュートも上に外す。決定機。41分、守山サイドチェンジ、E横井がシュートも左上に外れる。決定機。結局1−1でタイムアップ。延長へ。
後半はシュート数7対2、GK数3対8、クロス数7対2と守山北ペースを示す数字が並ぶ。しかし守山も必死に耐える。10分ハーフの延長へ。
延長は守山北が攻め、守山が耐える展開が続く。そして後半8分、守山北K壷井の左クロスをI中村が足先で決めて2−1。結局これが決勝点になり、試合終了。守山北が勝利した。
力量的には守山北のほうがはっきり上だったし、退場者を出してからは、守山の攻め手はなかった。だからPK戦を意識していたと思うが、耐え切れなかった。守山は攻守の要のI中村を最後FWに上げて攻勢を強めた。F吉田も好選手。守備に効いていたが、攻撃面でも展開力を見せた。守備陣もCBコンビは高さがあり、ロングボールをことごとく跳ね返した。ただスピードはそれほどでもなかった。
決勝は野洲優位は動かないだろう。守山北はこれから守備の練習を重ねなければならない。ただここまで楽勝続きだったのが、ここで苦戦したことで、守備意識も高まり、いい流れになるかもしれない。CB陣が野洲の細かい崩しに付いていき、能力の高いI中村、F吉田の両ボランチが攻守に奮闘すれば、勝機はある。滋賀からレベルの高い代表校を出すためにも、決勝は好ゲームを期待したい。
11月12日(土)
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