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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権準々決勝 十文字−藤枝順心 鳳凰−常盤木
常盤木はエース京川と、U−16代表でも中心選手になりうる伊藤がサブ。仲田が左クロスが魅力のサイドアタッカー。道上は昨年「スーパールーキー」と評した、底知れないポテンシャルの持ち主。ユニバー代表の早大・大滝や神大・長田に匹敵するタレントだ。鳳凰の保護者は今年もスポンサーロゴ入りのTシャツで応援する。

1分、常盤木、裏へのボールにH道上が快速で追いつく、追いすがる鳳凰DFを外してシュートも左CKに逃げる。6分、常盤木・21佐々木が加速からドリで突っ込む。鳳凰GK@内藤、左手一本でセーブ。超決定機。9分、常盤木・D鈴木の40mFKが鳳凰GKの上を襲う。届かずゴールイン。0−1。GKの背が低い女子ではこういうこともある。少し前までの少年サッカーと同じだ。10分、常盤木J仲田へのパスをカット、A坂崎の右クロスをO仲地ヘッドも左に外れる。16分、常盤木H道上基点にJ仲田が左クロス、これがファーのネットに突き刺さる。0−2。しかし鳳凰も18分、左CKの攻めなおしを左クロスF山本足で押し込む。1−2。ここでドリンクタイムをはさみ、常盤木左FK、D鈴木が強烈なシュートも左に外れる。22分、鳳凰、左パスに追いついたO仲地が右足アウトで狙うが、シュートは左に外れる。24分、鳳凰、GKのパントキックの際うっかりエリアを出てハンドでFK。H道上からJ仲田に出しシュートはバー。決定機。直後の左CKで道上ダイレクトも上に外れる。このあたりから鳳凰は前からボールを追い掛け回す圧力が落ちてくる。21佐々木からG二宮に出て、DFも必死に追いかけクロスはカット。鳳凰はシュート数こそ多いが可能性をあまり感じない。終了間際にもD鈴木のFKをH道上が高いヘッドもうえに外れる。このあたり、常盤木H道上とG二宮がポジションチェンジしている。結局前半は1−2で終了。

シュート数は7(1)対6(2)。ゴールキック数は2対5、クロス数は4対2、ファウル数は5対4。数字上は互角だが、かなり差があった。前半で鳳凰が消耗しているのは明らかだった。

ハーフタイム、常盤木21佐々木→I京川、G二宮→M伊藤。ともに代表選手。鳳凰相手に温存できるのだから、常盤木の層の厚さが分かるだろう。2分、常盤木M伊藤が強引に右から中へブロックドリブルで切れ込むが、シュートはブロックされる。5分、常盤木D鈴木がハーフ付近からロング、GKの上を襲い決まる。1−3。凄いキック力。GKの高さ不足も問題だが、それをハーフから狙うのが凄い。9分、常盤木、カウンターからH道上からM伊藤へ、ここから京川へスルーパスもペナ内で鳳凰D仮屋が倒しPK。これを京川自身が決めて1−4。10ふん、常盤木J仲田の左クロスにH道上がニアでスライディングシュート、左に外れる。決定機。常盤木M伊藤は代表ではクレバーなスタイルで、力強く正確なグラウンダーパスが印象的で、中田英寿を思わせたが、常盤木ではサイドで徹底的にドリブルを仕掛けるスタイル。鳳凰もF山本→M植木がFWに入る。J工藤が右ハーフ、I高橋が左ハーフへ。17分右パスを受けた常盤木I京川が中に切れ込み左上を襲うシュート、セーブ。決定機。鳳凰はすっかりプレスが弱くなり、常盤木がドリブルで打開するようになる。22分、常盤木カウンター、オフサイドギリギリでI京川が抜け出し決める。1−5。直後に鳳凰・O仲地→H武田。23分、常盤木、M伊藤が右を突破、H道上がつなぎ、J仲田シュート、当たりそこね。決定機。常盤木E大島→Q小須田。28分、常盤木、M伊藤が力強い長いスルーパスをH道上に通し左足で右隅に決める。1−6。28分、常盤木C阿部→S小野寺。鳳凰G松本→P芥川。30分、常盤木楔を入れてH道上鋭いターン、切れ込み1対1を決める。1−7。常盤木P林崎→@河邊。GK同士の交代。33分、常盤木、I京川がターンで前を向き右クロスをJ仲田が決める。1−8。34分、鳳凰E甲斐→K島村。ロスタイムの37分、鳳凰、I島村が左を突破、右上隅に決めて2−8と追撃。しかしここまで。タイムアップ。


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07月26日(火)
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