ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4382452hit]
■関西学生リーグ最終節 関学大−立命大 関大−阪南大
立ち上がりから潰しあい。気合が前面に出ている。9分、関大、左クロス、藤澤トラップが大きく、GK飛び出し防ぐ。15分、阪南大、後方からのパスを細野が受けターン、一人かわしシュート、右に外れる。22分、阪南大、右FK、朴が直接狙うがGKキャッチ。直後、関大、右のスペースに佐藤が流れ、1対1仕掛け右クロス、ファー中村へ、防ぐ。その後(時間不明)金園を長瀬がチャージで弾き飛ばしスルーパス、細野コントロールミス。この試合、金園は高さを活かせず。スペースに流れたり、引いたりと動きに変化をつけて打開を図るが全くチャンスに絡めない。阪南大CB陣も高くはないが身体能力がある。関大はファウルが多い。38分時点で9対3。41分、阪南大のバックパスを藤澤カット、正面田中裕人へ、シュートは右に外れる。決定機。44分、関大・金園と阪南大・片山が競り合い、金園が勝って右クロス大外の中村が難しい体勢からインサイドでシュート、右に外れる。決定機・前半終了。
前半のシュート数は3対2(手元集計)ファウル数10対4となっているが、阪南大が押していたというより、関大の中盤の守備の気合の入りようを示す数字になっている。
試合は後半へ。1分、阪南大・片山がロングフィード、細野抜群の速さで持ち込みシュート、GKはじくもなおも枠内に飛ぶ。ゴールイン。0−1。阪南大はインカレに一歩近づく。4分、片山に警告。佐藤を倒す。8分、阪南大、右80度27mFK、井上(右足)と朴(左足)が構え、朴狙うも右に外れる。15分、阪南大・棚橋→寺本。この辺りから関大ペース。21分、関大・佐藤→金久。金園の1トップに金久・藤澤の2シャドー。28分、関大・西岡→安藤。ケガによる交代。29分、関大、中央で金園競り勝って落とし、田中が右へ、西岡突っ込み右からシュート、左隅に決まり1−1。30分、関大、左に流れる金園が中へ、次々にスルーするも撃てず。直後に田中雄大が左クロス、こぼれを右足で入れて(こんなこと出来るんだ!)金園へ、体入れて右足シュート、上に外れる。決定機。32分、関大、左クロスのこぼれを藤澤シュートも大きく上へ。宇宙開発。34分阪南大、ペナの右外でFKを得る。朴が上げ、中でこぼれるもクリア。この時間帯、関大は安藤がシャドーで金久がトップ下。藤澤が左、中村が右という布陣。40分、関大・中村→西口。阪南大は攻めの糸口がつかめない。木原も東もいない状況では精一杯という感じ。引き分けでは困る関大が攻めるもなかなか得点できない。ロスタイム2分、オフサイドをくぐり田中雄大フリーで左クロス、藤澤ワントラップシュートも左ポストを叩く。田中雄大は3年生なのに、いつの間にかキャプテンマ−クを巻いている。結局タイムアップ。両者無念の引き分けとなった。
試合終了後スタンドに挨拶に来た関大の選手たちは泣いていた。インカレでの雪辱を誓っていた。
後半のシュート数は8対4(手元)しかし関大はなかなか枠を捉えられず、引き分けに終わった。金園は苦労しながらも持ち味は出していた。高さだけではないのがこの選手の持ち味だ。関大の4年生レギュラーは最低でもJFLで通用する力があるが、今年は何人Jに進むのだろう。楽しみだ。インカレでも関西勢では最も優勝の可能性がありそうだ。
公式記録
11月29日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る