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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ(後期)第2節 立命大−大教大 関学大−大産大
選手が自主的に話し合い、コーチがまとめる。加茂監督はサングラスでにらみを利かせたまま、一言も発しない。かっこいい。シュートは撃っていたが枠に飛んでない。(そうか?)1点差は危険な点差なので、後半も攻める、とかそんなことでまとめていた。

ハーフタイムで大産大・玉中→橘。エース登場である。8分、関学大・村井から梶川へ、左クロスのこぼれ阿部がミドル、左に外れる。14分、大産大・菅田→川西。15分、関学大、正面25mFK、梶川(右足)、阿部(左足)の構え、ちなみに阿部は右利き。梶川のキックはカベ。18分、関学大、梶川のゆるい左クロス、ニアに原田飛び込むがブロック。20分、大産大、藤井がミドル、左隅を襲うが関学大GK長井セーブ。決定機。直後に大産大、右への展開に関学大の飯田が飛び込み藤井にかわされる。ペナ内に突っ込み右クロスもカットされる。しばらく膠着。しかし30分、関学大・梶川の左クロスを阿部が好トラップ、マイナスに戻し村上シュート、決まって2−0。シュート数の少ない展開で、しかも大産大・橘がシュートを撃てていないので、勝負あったと思った。32分、関学大・原田→持田。大産大。西原→寺東。33分、関学大・梶川→桑原。39分、関学大、サイドチェンジから阿部が抜け出しかけるが、シュート判断が遅く大産大DFブロック。41分、関学大・阿部の右クロスに村井が打点の高いヘッド、上に外れる。42分、関学大・持田から阿部へのパスを見事なトラップでターンからタテのペナ中央へ、村上1対1を決める。3−0。44分、関学大・飯田→高田。阿部の左CKに正面ペナルティースポット付近からヘッド、セーブ。決定機。ロスタイム3分、大産大、右CKを橘が正面でヘッド、右へ決まる。3−1。すぐにタイムアップ。

関学の完勝だった。村井は長身ながらドリブルが圧倒的でタメが作れてヘッドも強いので、両サイドが生きる。阿部は高校時代や昨年の左サイドのほうが生きると思うが、チーム事情からであろう右サイドを担当、技巧的プレーが冴え、右足だけでなく、左足でもFKを蹴れる精度の高さは素晴らしい。新境地を開拓して欲しい。梶川は昨年の右から左に移ったが、よく機能した。守備もよく機能。大学レベルとはいえ、横浜Fや日本代表よりもプレスが効いているかもしれない。花井も地味に活躍。村上も2度の決定機を決めた。大産大はなかなか厳しい。橘はいい選手だが、パスが来ない。

公式記録

09月26日(土)
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