ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4382920hit]
■国体近畿ブロック大会
京都は紫光クラブ中心。紫光7人、大体大2人、立命大2人、城陽SC2人、京都外国語大、群馬FCホリコシ、ROSSO京都、京都橘高校、聖母学院高校、履正社FC、京都暁FC各1人。エース格の日置(大体大・04年西日本学生選抜)も紫光出身だった気がする。直前で聖母学院の選手が外れて京都外国語大の選手が加入。スタメン中5人が紫光。
序盤から京都がやや押し気味。1トップ日置がなかなかの好CFで足元で受けてのポストプレーがチーム戦術の要となっている。大体大でもレギュラーの選手。松村(紫光ク)は快速を武器にサイドを破る。高校生ながら10番を任された平岡(京都橘高)は緩急織り交ぜたドリブルで中から崩しにかかる。持ち方が良くボールを失わない選手。奈良は中盤を支配されFW陣もキープで精一杯。6分、京都・松村の右クロスがファーに流れフリーで走りこむ神谷(紫光ク)を奈良の選手が倒しPK。これを日置が決めて京都が先制。少年男子がキックオフになる時間なので陸上競技場へ移動。
国体近畿ブロック大会 成年女子 奈良−大阪
8月13日(金)太陽が丘陸 14時10分 ピッチ並 晴 微風
奈良 大阪
−−田井中−−小池−−− −−−渡部−出口司−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−柳−岡林−−中原−畑中 出口義−田所−松岡−安田
金田−杉本−−奥野−奥田 山口−伊藤−−金−−佐藤
−−−−−青木−−−−− −−−−−三橋−−−−−
奈良の所属は育英7人、一条7人、五條3人、富雄2人、高取1人。直前で高取の選手が外れ、一条の選手が加入している。監督は一条の松田先生。狙いとするサッカーは一条と同じく3列がフラットに並んだラインを極端なまでに高く保ち組織的なプレスでボールを奪ってからの早い攻撃といったところ。SBが前に出てプレスを掛けるときは逆サイドハーフが下がり最終ラインの人数を保つやり方で、SHには運動量、CHにはポジション感覚などの知性が求められる。そこでSHには柳(育英)と畑中(富雄)、CHには岡林・中原の一条コンビとなった。DFリーダーにはクレバーな奥野(育英)と身体能力の高い杉本(一条)、守備重視のSBには粘り強い金田(五條)と奥田(高取)が攻撃的な西本・鬼岩の育英勢を抑えてレギュラーをとった。カウンターサッカーゆえ点取り屋の小池の相棒には佐藤(育英・U−16代表)あたりが欲しいのだろうが、代表でいない。
対する大阪の内訳はG大阪12人、C大阪、関大一、近大附各2人、仰星1人。直前で家長(G大阪)が登録抹消、また植田(G大阪・U−16代表)も代表で外れて18人体制である。今年はバックアップ要因を教育的配慮もあり、あえて用意していない。監督は藤井寺工の三宅先生。ボールを自陣からつなぐポゼッション・サッカー。スタメン中8人をG大阪勢が占める。さかんにオーバーラップを試みるSBは右に佐藤(G大阪)、左に山口(近大附)、同サイドのMFは右がボールをしっかりキープしてパスを出せる安田(松岡)なのに対し、左は自分で突破したい出口義隆(仰星)なので山口はスペースを消され特長が出ない。出口義隆は左足FKも担当。田所がカバー主体のボランチ。右サイド得意の松岡がインサイドでスタート。2トップは技巧的なポスト役の出口司と飛び出しに秀でた渡部のG大阪コンビ。
[5]続きを読む
08月13日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る