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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西女子リーグ ラガッツァ−三木ドリームス Lリーグ スペランツァ高槻−日テレ・ベレーザ
ハーフタイムで高槻は相澤を下げてU−19代表にして次回もその資格を持つ阪口が登場。上辻がLHに回る。後半の出だしは高槻がいい。2分、鳥越の右クロスをファーの上辻がジャンピングハイボレーに行くが届かず。さらに高倉のスルーパスを鳥越シュート、左ポストを叩く。5分、日テレも近賀から右に流れた山口へ、右クロスを荒川が落とし大野シュートはGKウォルシュが横っ飛びキャッチ。いい反応。9分、ベレーザがまたもバックラインの裏へのボール、長すぎるものの一抹の不安もよぎる。しかしここはウォルシュがペナぎりぎりでキャッチ。10分、酒井→近賀と繋ぎ荒川へのスルーパス、奥田が好スライディングタックルでカット。14分、小林、美しい左クロスに山口が頭でそらすがGKキャッチ。16分、ベレーザがじっくりしたパス回しで高槻を押し込み、近賀が中に入ってマークを引き付けサイドにスペースを作り中地が上がりフリーでクロス、ファーに流れたところを四方が追いつき左クロス、中では高槻が競り勝つが、こぼれを大野左足ハーフボレー、決まって0−3。綺麗な攻めから綺麗に決めた。後半からFWに入った阪口はスピードと技術のある選手だが、それ以上に積極的に前に仕掛けてシュートを狙う姿勢でベレーザDF陣に脅威を与え続ける。18分、阪口がペナ外で酒井にファウルされ、正面18mFK。庭田と高倉が立ち、庭田を囮に高倉がシュート、バー直撃。21分、小林が下小鶴に対するラフプレーで警告。22分、ベレーザ・山口→永里。日本代表。また湘南のFWで元国体得点王の妹でもある。快速を飛ばし裏を狙うがオフサイド連発。マークを外す動きが素晴らしい。高槻DF陣は永里の消える動きの前にマークを見失うシーンが多いが、幸い永里の欲しいタイミングでパスは出ない。27分、高槻・高倉→小中山。俊足。FWに入り庭田が中盤。高倉はすっかり動きが落ちていた。阪口・小中山の2トップはFWらしい積極性があって迫力を感じる。29分、中地に警告。あまり危険なエリアでもなく体勢もよくなかった庭田に対するやや不用意なファウル。30分、裏へのパスにウォルシュ飛び出してクリア。まあイージーなボールではあったが、とにかく初めてクリア成功。32分、日テレ・荒川→泉。いい動きをしていた荒川がここまで持つとは驚いた。ただただ凄い。35分近賀→井関。高槻は下小鶴のポジションを上げて、高見CB、鳥越RBにして最後の攻撃を仕掛ける。42分、高槻・上辻→小野村。右クロスから決定機も掴む。しかしロスタイムに大野がスピードに乗ったドリブル、右でフリーになって待ち受ける永里に出し、落ち着いて決めて0−4。高槻はベレーザの自陣パスミスを奪い小中山シュート、上に外れる。決定機。結局0−4で終了。ベレーザの完勝だった。
それにしてもベレーザのスタミナは凄かった。前半押さえ気味だったこともあるが、この暑さの中、後半に中地が激しいアップダウンを繰り返し中盤も動きを止めない。局面での激しいプレーも健在だった。高槻は守備の激しさで劣り、せっかくコンパクトに保ったゾーンで潰せず、速い攻めにならなかった。チーム戦術としてははっきりしていてある程度機能もしており、中盤で奪えるようになれば劇的に強くなりそう。阪口はやっぱり凄い。次期U−19では確実に中心選手になるだろう。
長身GKウォルシュは飛び出すプレーが大の苦手の様だ。高槻のスタイルとの相性は最悪かもしれない。長身で空中戦に強く反応もいい選手。ゴールエリアでは抜群の存在感が光る。それにしても1点目のミスの後、際チームメートが声を掛けていればと思う。2点目の時も声はかからなかったし、コミュニケーションは大丈夫なのだろうか?
さてハーフタイムでの他会場の結果・途中経過の放送にも触れておこう。
「熊本の何処何処で行なわれました湯郷ベル対ルネサンス熊本は・・・・・・」
オイオイ、ホームチームが後回しか。ということはルネサンスが負けて連敗記録更新だな、と考えていると
「4−2でルネサンス熊本が勝ちました」
ええ〜、ついにルネサンス歴史的初勝利!?凄い!!
続いて
「・・・・・・清水第八対アルビレックス新潟は1対0でアルビレックス新潟が勝ちました」
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06月20日(日)
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