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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアプレーオフ 決定戦 仰星−大宮 愛媛−新潟明訓
−−−−−柳下−−−−− −−−−−稲見−−−−−
岡田−岩井−美佐田−石田 −−−−−−−−−−−−
−−−−−渡邊−−−−− 高慎−高一−−熊木−陶山
三原−伊藤−−谷岡−横江 小澤−落合神田−斎藤反町
−−−−−草野−−−−− −−−−−竹内−−−−−
愛媛FC 監督:池田祐樹
GK 1 草野真人
DF 2 横江建城
8 伊藤友弥
16 三原秀真
MF 6 渡邊創太
7 岩井柊弥
15 谷岡昌
23 石田健真
26 美佐田誠大
FW 9 柳下将野
11 岡田蒼生
新潟明訓高校 監督:田中健二
GK 17 竹内槙吾
DF 3 斎藤優貴
4 落合毅人
5 小澤将秀
6 神田英斗
MF 8 熊木唯人
16 陶山聡太
24 高橋一誠
FW 10 稲見直也
12 高橋槙
14 反町太郎
立ち上がりから愛媛FCが自在に回す。新潟明訓は5バックでスペースを潰すが、局面で激しく潰しに行くところを、愛媛FCの選手が足元にピタッと止めるのではなく、次にプレーしやすいところに正確にコントロールして新潟明訓のコンタクトを外す。つまり基本技術に明確な差がある。中盤の底E渡邊の正確な捌きは特筆もので、全く失わないので愛媛FCの攻勢が続く。インサイドも強力。特にF岩井はミスがないだけでなく勝負パスが出せて、アウトサイドの落としも正確なポジショニングで受ける。1トップH柳下が屈強ではないが、動き出しの良さとスペースへの流れで起点になる。9分、右クロスにJ岡田がハーフボレーで愛媛FCが先制。以降も愛媛FCの猛攻が続く。これに対し、20分頃、新潟明訓がベンチの指示で4バックに変更する。以下の配置。
小澤−落合−斎藤神田
以降中盤が締まり、激しい守備からのカウンターで決定機も作る。しかもネットメディアの記事によると、4バックこそが本来の形だったらしい。プレミア参入戦対策で守ることを選んだのだろう。とは言え、愛媛FCはボールの動きの予測でも上回り、奪われそうなときは既に動き出していて、正確なスライディングタックルで奪いかえし、守備力でも一枚上だ。前半は1−0で終了。
後半も攻める愛媛FCとカウンターの新潟明訓の展開。決定機数では互角で新潟明訓にはバー直撃シュートもあった。しかし決定力とはつまりゴール前の技術(と冷静さ)なので、その点で愛媛FCに及ばない新潟明訓は枠を外したり、GKにキャッチされたりで、決められず、順当に愛媛FCが勝利してプレミア昇格を決めた。
公式記録
ところで今季プリンス北信越全10チーム中6チームを占める新潟勢のレベルの高さは今期観た帝京長岡(全日本U−18フットサル全国制覇)や新潟明訓を観ても良く分かったので、高校サッカーの新潟県大会を観に行かねば、と思った。間違いなくホットスポットなので。アルビレックス新潟人気による新潟県サッカー界の活気が今実を結びつつある。
12月16日(日)
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