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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体兵庫大会3決 市西−滝二 決勝 神戸弘陵−市尼
さて後半開始。38分(後半3分)、神戸弘陵B平松の左ロングスローからこぼれをクロスに市尼DFがオウンゴール。1−0。しかし市尼は声を掛け合い、落ち込む素ぶりを見せない。いいチームだと思った。すぐにI上野に集め、キープし流れを呼び込む。そして42分、I上野が右に流れて、神戸弘陵DFのミスもあり、中が空いたところにB原が走り込み、スルーパスが通り流し込む。1−1。49分、神戸弘陵カウンターからN吉田がハーフボレー。上に外れる。決定機。52分、N吉田ミドルは左を襲うがセーブ。決定機。54分、市尼B原→O広沢季陽。55分、神戸弘陵E中浜の左FK、シュートはバー。決定機。後半、地力に勝る神戸弘陵が押し込み、次々にチャンスを作るが、市尼もギリギリで耐える。56分、神戸弘陵M兼田の右FKは市尼左コーナーに逃げる。その左CKも右CKに。58分、神戸弘陵2トップG大嶋、N吉田→H永吉愛樹、S沖吉大夢。交代選手も強力。59分、市尼E清水→P羽田雄飛。そのまま右サイドバック。60分、神戸弘陵、左CK。なお市尼はずっとゾーンで守っている。逸機。I上野が足攣った。前線で身体を張り続け負担が大きかった。終盤にも神戸弘陵は左右のコーナーキックがあり、押し続けたが決められず、70分終了。20分間の延長へ。なおバスの都合で延長は観ずに帰った。三木防災公園は公共交通が本数の少ないバス頼りなのです。延長で神戸弘陵が1点取り、2−1で優勝。全国高校総体出場を決めた。耐え続けた市尼だが、I上野が体力的に限界となっては、PK戦以外のチャンスは厳しかったと思う。J庄も走り続けて負担が来ていたし。

神戸弘陵について。全国でも優勝候補だと思う。関西では阪南大高と並んで期待できる。ただし阪南大高と同じく全国で上位に勝ち上がった経験がないので、とにかく全国のトーナメントで勝ち上がるには、一気に壁を乗り越える勢いがあるかだと思う。力は十分なのにカップ戦が苦手なチームと言うのはいくつもある。一度勝ち上がればチーム自体が化けるだろう。たとえばかつての京都橘のように。支配はできるだろうからカウンターを封じつつ、自らのカウンターを磨くとか、セットプレーで決めるとか。全国で結果を出す高校というのはそういうものだ。

06月10日(日)
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