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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西第2節 近大和歌山−神戸弘陵 金光−仰星 東山−京都橘
金光大阪は北摂のサッカーの街・高槻、東海大仰星は淀川をはさんだ対岸の枚方の高校で選手の素材やリクルート事情に差がある。つまり北摂の逸材が集まる金光に対し、仰星はG大阪門真や枚方FC、さらには中等部など集まる人材が限られている。そこを練習の工夫、指導力でカバーするわけだが、練習場も確か未だに土だった気がする。あるいは人工芝グラウンド工事という話も聞いた気がする。ラグビーの強豪校でもある。
到着時仰星が0−1とリード。金光はE佐藤を軸にした組立てとD榎木の左足クロスは大きな武器だが全体的に今年もよく走るチームである。昨年までは3−4−3だったが、このチームは基本的に戦術的なタイプじゃないからJ山本に当てるが、グラウンダーは潰され、高さでもイマイチ勝てず、エースG糸川の飛び出しかB福田のセットプレーでの高さが軸なのかな?という印象。対する仰星は今年も柔軟で戦術的なチーム。N瀬戸山のカバーリングセンスが光り、M矢野が身体能力に加えて宇治FCらしい飛び出しの鋭さで、サイドから低く鋭いクロスを入れてくる。M藤川は競り合うがイマイチ勝てない。ドリブラー。中盤も競り合いに弱い。しかし抵抗する術は持ち合わせている。日常のトレーニングの充実が感じられる。金光大阪のパワーとテクニックを受け止めつつ、個々を寸断し組織で上回る。42分、金光、左FKD榎木が入れてG糸川が決める。1−1。前半でピッチを後にする。最終スコア1−2で仰星の勝利。
公式記録
プリンスリーグ関西第2節
東山高校−京都橘高校
4月15日 11時 堺S5 ピッチ良 晴
東山 京都橘
−−−久乘−−長坂−−− −−−関野−−佐藤?−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
宇賀神−倉貫−片岡−中山?燒リ−山田?−稲田−今田
見上?飯田−−井上−木下?竹内−中野?−松田?竹内
−−−−−荒木−−−−− −−−−−郷田?−−−−
東山 監督:福重良一
GK 1 荒木光汰 178/70 00/12/04 京都JマルカFC
DF 2 木下誠太
3 井上竜稀 172/66 00/09/08 京都JマルカFC
4 飯田敏基 168/62 00/04/28 MIOびわこ滋賀U−15
5 見上端紀
MF 7 宇賀神拓世 168/64 00/10/11 京都JマルカFC
6 片岡宥人 171/62 01/01/26 SAGAWA SHIGA FC
8 倉貫直人 166/59 00/08/13 京都JマルカFC
9 長坂大陸 166/57 00/09/07 京都JマルカFC
10 久乘聖亜 178/64 01/03/31 京都サンガFC U−15
FW 11 中山翔
京都橘 監督:米澤一成
GK 1 郷田凪砂
DF 15 松本永遠
3 松田佳大 184/68 3年 05/17 セレッソ大阪U−15
4 竹内颯太 175/65 3年 07/03 ASラランジャ京都
10 燒リ大輝
MF 18 稲田千寛 171/69 3年 10/15 ギラヴァンツ北九州
17 中野晃弥
14 今田温稀 160/51 3年 05/29 YF NARA TESORO
13 山田剛綺
FW 8 佐藤陽太
9 関野竜平 168/65 3年 07/14 京都J−マルカFC
京都橘はプログラム未記載が多い。例年下級生を置く起用するチームだし、プログラムには3年生しか記載されていないので、未記載は下級生なのだろうか?
後半より観戦。前半1−1。京都橘は新人戦でもかなり大胆な戦術を採用していたが、プリンスリーグでは変えているものの、やはり大胆な戦術である。ビルドアップ時にセンターバックP中野が中盤に上がり3バックになる。I燒リが左をカバーする感じである。そしてサイドハーフがサイド攻撃の主体だが、中からの崩しが多い。
東山はG倉貫が素晴らしいキープ力でタメを作り、I久乘が鋭いターンから一気に加速するドリブルで崩しにかかる。東山は例年中盤が強力なチームだが、今年の10番もプロを狙えるのではないだろうか?
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04月15日(日)
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