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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全国高校総体直前関西勢展望(男子)
−−−持井−−溝田−−−
−−−−−−−−−−−−
山田−神宮−−朴A−日野A
浦元−誰々?−今井−上出?
−−−−−樫野A−−−−
割り切ったサッカーが特徴、といえば蹴るサッカーみたいに聴こえるし、実際そういう面はあるが、チャンスと見るや一斉に相手ゴール前になだれ込む迫力がある。関西の代表校では随一の伝統校だけあって局面での激しいバトルが光る。とにかく全員が戦うサッカー。そして空いたスペースを神宮や朴がカバーしまくる。ボランチがチームの支柱で、持井という絶対的なエースがいるのが強みだ。
★今井悠樹 173 68 神戸FC
激しい潰しとパワーと統率力で守備陣をまとめる。ただし本来ボランチ適性の選手が能力の高さゆえにCBとして起用されているようにも見える。神戸弘陵戦では空中戦に負けるシーンもあり、長身CFがいるチーム相手ではどうか?
★神宮浩気 177 62 神戸FC
体重は過少申告だろう。激しい潰しとパワフルな突破で攻守に貢献するファイター。神戸弘陵戦での直線的ドリブル突破ゴールは圧巻だった。
★持井響太 167 62 イルソーレ小野
京都橘の岩浮ニ並ぶ関西屈指のアタッカー。ずば抜けたスピードとテクニックでサイドを破り、天性の得点感覚でゴールを陥れる。1年時よりレギュラーで経験も豊富。主に左サイドでプレー。滝二の全国制覇は彼の出来にかかっている。
◎一条 監督:前田久
奈良大会 2回戦 5−0西の京 3回戦 7−0女子大附 準々決勝 3−1奈良育英
準決勝 3−1香芝 決勝 1−0郡山
高校総体奈良大会準々決勝 対奈良育英
−−−−−竹島−−−−−
山原−−−小池−−−加茂
−−−鈴木恵−岩本−−−
鈴木貫−小里−井上−稲葉
−−−−−本山−−−−−
選手名は近畿大会プログラムによる。山原はDF登録なので怪しい。
一条といえばフラットなバックラインを押し上げるスタイルで、やや時代の流れから取り残されたとみるや、繋ぐサッカーにシフトしてきているが、今年は明確にバックラインの固さで勝負する。最大の武器はどこからでも飛んでくる正確なロングフィードで、奈良大会で観たときには対策として前線が走らされる対戦相手の奈良育英が気の毒なほどだった。
★(5番)井上敢太 3年 175 62 ポルベニル橿原
強烈なロングフィードのある右CB。弾丸FKも脅威で、しかもラインコントロールまで優れている。堅守の一条を支える好CB。
★(2番)小里侃矢 3年 178 70.8 郡山中
ここ数年一条では毎年見かけている気がする左足ロングフィードが武器の左CB。対戦相手は井上と小里のプレスを掛け続けなければロングフィードが飛んでくるので、アタッカーには相当な負担がかかるだろう。空中戦も素晴らしい。大学レベルでもやれる選手。
★(7番)岩本修平 3年 165 61 木津第二中
中盤で走り回りつつ決定的なパスも出せる汗かき役。後方でのパス回しが多い一条にとってミスの少ないボランチの存在は大きい。
◎近大和歌山 監督:藪真啓
和歌山大会 3回戦 1−0那賀 4回戦 1−0和歌山工
準決勝 1−0近大新宮 決勝 0−0(PK勝ち)和歌山北
近畿大会1回戦 対香芝
−−−玉置A−濱野−−−
−−−−−−−−−−−−
藤原−伊藤−−中村−森下
小畑−久原−−九鬼−秋山
−−−−−谷口−−−−−
伝統的にバックラインを押し上げプレスをかけるスタイルだが、ボールを持っても強い。県大会4試合で3得点無失点なので守備だけのチームかと思われるだろうが、そんな甘いチームではない。右が強烈で、シンプルに突破を繰り返し、詰まるとポーンと左に振る。そしてエース濱野と来年のエース玉置はともに狭い局面に突っ込んでいく迫力がある。全国常連校だけに初戦から力を発揮できるだろう。
★九鬼拓己 3年 174 67 和歌山ヴィーヴォ
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07月04日(月)
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