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サッカー観戦日記
by T.K.
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■五輪女子アジア最終予選 中国−ベトナム 北朝鮮−韓国
立ち上がり、繋ごうとする韓国とフィジカルを活かしたあたりからサイドに展開する北朝鮮という対照的なチーム。韓国は8番がほぼノーミスで堅実に振り分け、インサイドが強力で10番チ・ソヨンは流石にずば抜けた技術と視野の広さ、アイディアが光る。6番はレフティーだが両足で組みたて、ロングフィードもある。しかし両サイドは攻撃的選手が起用されているのか、守備では劣勢で、そこが北朝鮮のサイド攻撃を誘発させている。韓国14番は正確なキックがある。チ・ソヨンをさしおいて右足FK担当。10分、14分、と韓国14番の右足FKはいずれも跳ね返される。北朝鮮も11番などサイドを起点に簡単には上げず、押し込むもシュートまで行けない。26分、韓国10番から6番、10番、13番と流れるように繋いでクロス。北朝鮮は12番がポストプレーに入り、韓国CB陣も潰しきれない。33分、韓国、右突破から11番流し込む。0−1。39分、韓国インサイドのパス回しからスルーパスに11番抜け出しかけるも届かず。北朝鮮15番は特に屈強。43分、韓国9番カットから左シュートは弱い。決定機。前半0−1。

前半シュート数2対4(2)、CK数0対1、GK数3対1、オフサイド0対1、クロス数3対3、ファウル数6対2、FK数0対3。

後半立ち上がり、韓国が攻める。11番シュートは弱い。57分、左CKをニアで逸らすがキャッチ。徐々に地力に勝る北朝鮮ペースに。62分、北朝鮮11番→20番(リ・ヒャンシム 1996.03.23)。64分、北朝鮮2番がショートコーナーから繋いで入れるが逸機。71分、7番カットインシュート、右隅セーブ、こぼれるもオフサイド。72分、韓国2番→20番(キム・ヒェリ 1990.06.25)。韓国10番のスルーパスが9番に通り左シュート、右隅を襲うがキャッチ。79分、韓国14番→15番(イ・ヨンジュ 1992.04.22)。80分北朝鮮8番ミドル、右隅に決まる1−1。88分、北朝鮮9番→7番(キム・スギョン 1995.01.04)。結局1−1でドロー。

後半シュート数7(4)対3(3)、CK数2対1、GK数0対7、オフサイド数3対0、クロス数7対0、ファウル数2対3、FK数1対0。

まあ力量的には上の北朝鮮がどこか歯車が狂って勝てなかった印象。単調で押し込んでもそれ以上にはならなかった。

02月29日(月)
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