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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権京都大会準決勝 久御山−京都橘 伏見工ー洛北
後半開始。42分(40分ハーフ)、京都橘、左FK,D河合のキックをGKパンチミス、J堤原右クロスは合わず。さらにO内田からI梅津落としF岩崎が突っ込むも左シュートはキャッチ。46分、久御山M山本のループパスにH築山落とすが京都橘J堤原ナイスカバー。47分、久御山F和田加速しシュートは左に外れる。ワンタッチあり左CKへ。M山本のキックは京都橘DFとGK矢田貝が重なりニアにこぼれJ河撫Rり込む。2−2。矢田貝には珍しいミス。51分、久御山、右でキープし突っ込んできたI八田へトップスピードで、理想のコントロール、マイナスの折り返しをF和田が右から左隅に流し込む。3−2と逆転。ここで久御山J堤原→M??。スタミナの限界っぽい。52分、京都橘正面22mFK、F岩崎のキックはバー。こぼれキャッチ。決定機。53分、京都橘ロングボールを右へ、F岩崎が切り込み左足シュート正面。決定機。56分、京都橘O内田→C??。中盤を次々代えて運動量を維持し、中盤を強化する。2トップの負担は相変わらず大きいが、F岩崎もI梅津も只者じゃない。走力もスピードも一向に落ちない。57分、久御山、左クロスのヘッドはワンタッチあり、左CKへ。58分、京都橘ロングボールにF岩崎高い打点のヘッドで落としI梅津がパス、F岩崎は正面でシュート、左隅に決まって3−3。久御山F和田が痛む。63分、京都橘F岩崎ドリブルで仕掛けI梅津が突っ込み1対1をシュートも決まらず。超決定機。68分、久御山F和田→㉓井上ショウタ?。京都橘カウンターからH坂東左シュートはGKセーブ。決定機。71分、久御山左60度30mFK、M山本。ここでJ河普ィR??。FKは中でC?ヘッドも矢田貝セーブ。決定機。75分、久御山右CKが左に流れて左CK.いずれもM山本が蹴るが合わず。この時間帯、京都橘は延長になったらだめだ。走れなくなる、と思っていた。しかしいいカウンターが出せず苦しい上、M山本やI八田に前を向いたドリブルをされて久御山の流れになっている。苦しい。80分久御山M山本からI八田へのパスが通り仕掛けるぞ、というところでM輪木がチャージで奪い、そのまま上がりミドルは久御山DFに当たりループで左隅に決まる。3−4。京都橘I梅津→N??。結局京都橘が競り勝った。
全く互角の勝負だった。勝負は時の運としか。力量だけなら久御山なんだろうが、京都橘は策を練り、いいカウンターを浴びせ続けた。延長まで行ったら苦しかっただろうが、決勝点の時間帯も絶妙だった。プレイヤー・オブ・ザ・マッチは一般的に言えば岩崎だろうが、最大の発見の梅津もなかなかだった。そして久御山の攻撃を受け止め続けた守備陣も小川を中心によく頑張った。京都橘はかつての理想のサッカーではないだろうが、実戦的な勝つサッカーが出来ている。
ところで全国PK準優勝時の2トップ、仙頭と小屋松を思い浮かべる人も多いだろうが、ちょっと違う。仙頭と小屋松は交互に下がって受けパス出しをして、交互に飛び出す、似たタイプのFWで得点もアシストも出来た。今回の岩崎と梅津は岩崎が前目で仕掛けたり羽を活かしたジャンプ力で落としたり、潰れて味方を活かせるのでアシストは増えるだろうが、梅津が下がり目からパスを出しつつ飛び出すタイプなので全く別物と考えればいいだろう。得点数・アシスト数は似た数字になるかもしれないが。
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11月07日(土)
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