ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4380387hit]

■和歌山国体成年男子 宮崎ー三重 和歌山−高知 長野ー北海道 熊本ー東京
長野はグラウンダーの低く鋭いパスでピッチを幅広く使うサッカー、北海道は攻守にコンパクトで小さなスペースを細かいプレーで打開するサッカー、ともに魅力的なチームだったことを最初に書いておく。なお札幌蹴球団は初期の全日本フットサル選手権で準優勝経験がある。それを彷彿とさせるテクニックだった。

8分、長野、右CK、右足にB中村がヘッドで合わせるがDFブロック。決定機。9分、北海道、ペナ右FK、中にこぼれるもクリア。13分、北海道中にこぼれたところをG矢野が足元に入りすぎたボールを巧みに右隅に流し込む。0−1。19分、北海道I石井がラフタックルも注意だけ。これは審判の基準を見抜く重要なプレーだった。23分、北海道カウンター、F阿部からL伊藤へとつなぎ、スルーパスにI石井がGKと1対1を決めて0−2。27分、長野A小原がノーステップでいい右クロスを上げる。直後に北海道H黒田も細かいステップでのドリブルを披露。28分過ぎ、長野サイドに忘れられていたかのように横断幕が今さら張られる(笑)。31分、北海道L伊藤突っかけヒールでF阿部に落としチャンスも長野いい寄せで撃てず。前半0−2。北海道リードだが、双方持ち味を発揮していて、ツイッターではこれだけサッカーを表現できれば素敵なこと、という趣旨の呟きをした。

ハーフタイム、長野E西井、D斎藤→K小松憲太、O廣瀬龍弥。42分、長野J平林突っ込むが最後カット。46分、長野J平林に警告。反スポーツ。北海道G矢野→E井島祐輔。49分、長野J平林→L中村和毅。FWに入り、O廣瀬は左ハーフでM當銀がボランチ、A小原が右ハーフに上がって、K小松が右サイドバック、B中村がボランチに上がりG高藤がCBに下がる。超攻撃的フォーメーション。52分、長野、ペナ内で突っ込み倒れるが、PKならず。今日の判定基準だったら絶対取らないプレーだし、慣れないと。54分、北海道H黒田がペナ内に突っ込み1対1、シュートはGK三栗セーブ。決定機。20分、長野のバックパスを北海道カット、E井島1対1は止められる。57分、長野、I田中からL中村がダイレクトで合わせ、右隅に。1−2。62分、北海道C飯田→D谷山由宇。長野A小原→F山越史章。65分、北海道L伊藤の左CKにファーで高いヘッドは左上に外れる。31分、北海道L伊藤が右突破、H黒田シュートはGK三栗ナイスセーブ。今日何回止めたか。いいGKだ。33分、北海道H黒田が左から1対1、抜き切らずシュート、またもセーブ。決定機。左CKL伊藤のキックにN児玉落としH黒田シュートもセーブ。決定機。ロスタイム、L伊藤→J川那部亮太。結局1−2で終了。

まあ両者個性が前面に出ている面白いサッカーでした。時間ないのに国体成年男子で唯一スペースを割いて書いたのはそのため。まあ、「楽しいサッカーの時間」を満喫しました。


公式記録



和歌山国体成年男子1回戦
熊本県選抜−東京都選抜
桃源郷陸 15時30分 ピッチ良 晴

熊本           東京都
−−−荒木−−阿比留−− −−−−−山本−−−−−
坂元−−−−−−−−小牧 −川田−−田村−−佐々木
−−−小田−−酒井−−− −−−園田−−朴−−−−
柳井−築城−−福永−福田 −黄−小島−−安藤−小松
−−−−−永井−−−−− −−−−−小林−−−−−



熊本県 監督:瀧上知已
GK  1 永井建成  95/07/07 183/78 ロアッソ熊本
DF  3 福永健太  94/05/21 176/68 東海大学熊本
    4 福田悠祐  94/08/12 166/59 東海大学熊本
    5 柳井翔馬  94/11/28 177/61 東海大学熊本
   10 筑城和人  84/08/14 171/66 益城ビッグウェーブ
MF  2 小牧成亘  92/04/28 178/71 ロアッソ熊本
    6 酒井崇一  96/05/13 183/73 東海大学熊本
    7 坂元大希  96/04/15 171/63 ロアッソ熊本
   14 小田健伸  96/04/24 172/58 東海大学熊本
FW  9 阿比留遼  95/01/27 180/70 東海大学熊本
   12 荒木公輝  94/11/13 165/60 東海大学熊本

リザーブ 監督:黄永宗

[5]続きを読む

09月27日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る