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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ後期第1節 大体大ー甲南大(9月19日分)
後半開始。46分、右スローイン、G後藤の右クロス、中で勝てず。48分、大体大、E池上からI澤上、E池上とワンツーで左を破りクロスに㉙浅野折り返すもクリア。澤上はやはり中でクサビになれば崩せるという形。ただ澤上はユニバー代表で大学サッカーを代表するCFとは言え、プロレベルでは特に高くも強靭でもないので、どういうプレースタイルになるのか分からない。止めて蹴ることがしっかりしているので、ストライカーとして生きるポテンシャルはあるが、1トップは厳しいし、チームのスタイルに左右されそう。51分、大体大、右FK、I澤上(左足)とE池上(右足)が構え、池上入れるが合わず。53分、大体大E池上→J久保田。タテ突破に秀でたタイプで、右の中盤に入り、㉙浅野がFWに。58分、大体大C菊池に警告。故意にカウンター止めた。C羽田は屈強なCBだが、スピードに弱い。金光大阪高3年の弟は上背に恵まれ、プロが射程圏内の選手だが、彼は上背が伸びなかった。62分、甲南大70阿波野カットインシュート、右に外れる。阿波野は本当に背番号70番とは思えない力がある。何か事情があるのか?甲南大も大院大あたりと同じく4年間背番号固定制だったか?大体大㉙浅野が左に現れクロスにJ久保田シュートは上に外れる。63分、大体大G後藤→Q平田。星稜高校の全国制覇に貢献したボランチ。潰しに定評がある。攻めに出たい大体大としては意外な交代だが、甲南大の5−3−2のスクリーンに拾われ続けているので、そこで奪取したい意図か?67分、大体大、パスがペナ内に通りJ久保田シュートもブロック、CKに逃げられる。甲南大㉔谷→L吉村。谷は貴重なレフティとして変化をつけていたが、甲南大は体力を消耗するスタイルなので。74分、大体大I澤上が中で受け、㉙浅野のシュート、外れる。決定機。78分、甲南大L吉村か78西が右クロス、F吉田スライディングシュート、決まって1−2。大体大㉙浅野→㉖山田。個々の能力で力の劣る甲南大は試合中にベストバランスを見つけて上手くゲームを運んでいる。81分、大体大、左FK、J久保田の左足放り込むがカットされる。83分、大体大、放り込み、ペナ正面で潰れて㉖山田が流し込む。2−2。85分、甲南大78西の左CK、中で跳ね返す。86分、大体大、右パスに㉖山田ペナ正面フリーもGKに当てる。超決定機。スルーすれば左に澤上がフリーでいたが、ここで撃たないようではサッカー選手として物足りない。直後の放り込みにペナ内C羽田フリーボレー。超決定機。突っ立っていたところにちょうどいい高さでボールが来たが外してしまった。93分、甲南大G福田の右クロスに70阿波野ヘッドは右上に外れる。決定機。甲南大75大塚→66京井。結局2−2で終了。甲南大は貴重な勝ち点1をゲットした。

後半シュート数4(1)対4(2)、CK数1対1、GK数5対4、クロス数8対4、ファウル数7対7、FK数2対0。大体大は無理目な攻めが多く、甲南大の5−3−2を最後まできれいには崩せなかった。しかし無理やり得点しドローに。甲南大は見事なサッカー。サッカーは勝つためにプレーするという原点を踏まえた現実的なサッカーでタスクを完遂した。このサッカーを中学生がやれば批判されると思うが、大学生にもなれば、育てるためのサッカーなんて言っていられない。知的で個々の頑張りもあり、いい内容だったと思う。


公式記録

09月18日(金)
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