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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■全クラ直前関西勢展望
一気に加速するオーバーラップが魅力の右サイドバック。クラブによっては既にＪに出ていてもおかしくないレベル。前傾姿勢でのタイミングのいい上がりは高校レベルでは防ぎようがないだろう。守備もいい。トップ昇格確実だと思う。
堂鼻起暉 177/73 98/12/05 千里丘ＦＣ
身体の強さを活かした激しい潰しが売りのボランチ。奪ってからのミスも少なく確実に計算が立つ選手である。このプレースタイルはブスケッツを彷彿とさせるが、ボールが誰に入るかの予測に優れているから寄せられ、あらかじめ周囲を把握しているからミスなく捌けるのだ。極めて高いレベルのある選手。
野田樹 180/67 98/04/02 神戸ＦＣジュニアユース
クレバーで確実な技術を誇り、ボールを失わず守備でも切り替え速く効果的なプレーができるという完成度の高い選手。この完成度の高さについては人によっては将来性というか、今後の伸びを心配する人もいるだろうが、まだ２年生だし、上のレベルでプレーできる環境を周囲が与えてくれれば。監督の野田知氏の息子。
向井章人 168/61 98/11/17 柏田ＦＣ
偽９番のポジションが得意の「和製右利きメッシ」。いとも簡単にＤＦを抜き去りシュートまで持っていく。引いて組み立てたり大きなパスは苦手だが、細かい局面ならパスでも崩せてドリブルと合わせてすば抜けた打開力を誇る。毎年支配しながら決められない傾向にある神戸の救世主となりうる存在。
●センアーノ神戸
兵庫県2部リーグ2位（自動昇格圏）7勝1分3敗 ３６得点１８失点
クラ選予選街クラブ1位
対レボナ
−−−芝田−−藤原−−−
−−−−−−−−−−−−
−岸−藤田−−平谷−川瀬
長尾−新井−−駒田−越前
−−−−−林−−−−−−
対高田
−−−芝田−−平谷充−−
−−−−−−−−−−−−
藤原利藤田−藤原貫−日浦
河南−駒田−−吉永−越前
−−−−−池田−−−−−
関西の街クラブの中ではフィジカルに秀で、昨年全国で甲府を破ったように、Jクラブを倒す力を持ったクラブ。当たり負けも走り負けもない。技術的にも高く、しかも今年は全国大会での組み合わせにも恵まれたので、ベスト１６は現実的な目標だ。センアーノのは兵庫選抜の平谷成矢もいるが、生観戦者のポリシーとして、「実際に観たものが全て」という荷があるので注目選手からは外させたもらった。
吉永唯人 172/65 97/05/16 センアーノ神戸ジュニアユース
兵庫選抜。上背はないが競り方が上手く、意外に空中戦に強い。そして激しい寄せといい、身体の使い方の上手さが光る。ロングフィードもあり、最終ラインの要だ。
藤原貫大
中盤インサイドでの潰しが光る。また左足での展開力やＦＫもあり、まさに攻守の要。守勢も予想される全国では、彼の活躍がセンアーノの勝敗のカギを握るはずだ。
平谷充矢 171/57 97/06/25 センアーノ神戸ジュニアユース
兵庫選抜。身体をガッチリ入れてのブロックドリブルが光るアタッカー。インサイドも出来る。自ら身体をぶつけて突破を図る上手さがある。得点力も十分だ。右足セットプレー担当。
日浦丈 167/54 99/01/21 三佐木Almabola
俊敏なドリブラー。外だけでなく中に切れ込んでチャンスを作る。コンタクトを嫌うタイプなので先制してカウンターが活きる状況で持ち味を発揮したい。
07月09日(木)
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