ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4384012hit]
■近畿大会女子準決勝 大商−精華
後半開始。精華I山下ポストプレーからG小路鋭い飛び出し、右CKに。I山下のキックは大商GK西村キャッチ。40分(35分ハーフ)、大商I中山→R西山皐月(1年)。中山はどこか悪いのだろうか?ゴール前で怖さがなかった。キャプテンだし、大阪予選では変化をつけていたのだが。J山田も下がりたがるので、2トップが二人そろってシュートを撃ちたがらない。その分MF陣の得点意欲は高いのだが。精華R小山が右フリーで右クロスN藤本に届かず。決定機。47分、大商J山田スルーパスにB久保田左クロス、中で合わず。R西山かな? 14分、精華S中松のスルーパスM黒田の前が空いてシュートは正面。決定機。15分、大商J山田裏へ、R西山が飛び出すが、精華D前川スライディングタックルでカット。左CKをヘッドは上に外れる。16分、精華、自陣パスミスをカットされG常田麻フリーで左シュートは右に外れる。決定機。後半は精華が支配するが、打開できないのは変わらず。大商、F常田那→N清水あゆみ(2年)。精華G小路、右でタメてI山下へ、右からカットイン左足シュートは正面。56分、精華、正面30mFK。女子には直接は厳しい距離だと思ったらI山下が思い切って狙うが上に外れる。大商ベンチは繰り返し「清水を使え」と叫ぶが。マークが厳しく使えない。しかし大商は支配されつつもカウンター狙いで悪くない。63分、大商G常田麻が左裏で受けシュートはサイドネット。決定機。66分、B久保田のフィードにR清水抜け出しかけるが精華D前川がナイスカバー。直後にも大商J山田がフィードを受け仕掛けるがD前川カット。前川はカウンターを受けギリギリの守備が続く。大商R清水→E矢野粧子(2年)。68分、大商、左CKにH藤根ループは上に外れる。70分、大商G常田麻カットインシュートはわずかに右に外れる。決定機。結局1−0で大商が勝ち、全国行きを決めた。
後半シュート数は5対4、CK数2対1、GK数1対6、オフサイド数3対0、クロス数4対1、ファウル数2対1、FK数0対1。
力自体はほぼ互角だったと思うが、大商は試合運びが思い通りに行った。前半に点を取り、後半は耐えてカウンター。前半スコアレスだったら精華が有利だったのだろうが。ただし大商の底知れなさはこの日も感じた。中山はベストだったらどこまで強いのかと。右で崩して左で決める形は強烈。ボランチもいいし、粘り強い守備もよかった。
精華は後半はバックラインも安定していたが、やはり昨年のような強烈なドリブラーがいないとパスをいくら繋いでもなかなか崩せない。ロングパスも見えてはいてもつながらなかった。身体能力的に小粒だった。それでも大商と互角の勝負を演じられるのは流石だった。バックラインとボランチはいい。問題は前線がどう点を取るかだと思う。流動的に崩すか、山下を前線で起用するか?冬に向けてどう対策を取るか楽しみだ。
06月21日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る