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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会男子1回戦 草津東ー神戸弘陵 守山ー和北(前半) 大阪桐蔭−三田学園(後半)
10 吉武隼仁 3年 176/65 ファジアーノ岡山U−15
FW 9 小嶋健太郎 3年 176/58 県立守山中
14 太田裕作 3年 170/66 県立守山中
和北 監督:中村大吾
GK 17 小西総一朗 2年 171/64 那智中
DF 5 岩崎信 3年 170/60 由良FC
3 田中亮輔 3年 178/61 紀伊中
20 大岡俊貴 2年 174/64 河西中
4 中島雅尭 3年 181/69 岩出FCアズール
MF 8 西村宣哉 3年 162/56 明和中
6 川井悠希 3年 163/54 紀伊中
10 西泰星 3年 172/62 紀伊中
7 櫻井翼 3年 178/67 岩出FCアズール
25 和田広矢 2年 163/53 エクセルクォーレ
FW 9 通阪瑞輝 3年 178/72 主将 FC VALENTIA
両チーム8番、つまり守山はG嶋田、和北はG西村がフリーキック担当。和北はI西が簡単なフェイクで一人なら高確率で抜いていく突破力の持ち主。㉕和田が抜群のスピードでタテに抜けていく。H通阪はキープして相手の意識を集中させて他の選手を使うのが上手い。F櫻井とはタテのポジションチェンジが多く相手バックラインを攪乱する。S大岡は右足ロングフィードがいい。C中島はマルディーニ的左サイドバックですね。右利きで守備が安定している。B田中も高く、バックラインは非常に安定している。ちなみに和歌山大会は4試合無失点。一方で例年ならドリブルで抜ける選手が揃っているが、今年は細かいスペースを突破できるのはI西一人で、しかも彼にしろ2人目は抜けない。だから中央ではなくサイドで起用したのだろう。独特の間合いで右足アウトでタテに抜くプレーが目立つ。これに対し、守山は滋賀大会同様、懸命に走って守りきる。滋賀大会では体力の消耗の激しかった決勝で5失点した以外は4試合無失点。やはり守備力が見事だ。ボールを支配する和北に対し、数的優位を作って守りきろうとする。立ち上がりは徹底的に守山が潰していた。しかし18分、和北H通阪が引いて出来た裏にF櫻井が飛び出しスルーパスを受け、左の㉕和田が中に入る。何とかカット。21分、I西、左足で右クロス、アーリーも合わず。24分、I西がいい仕掛けでタテに抜けかけたところを守山何とか触り、右CKゲット。これをS大岡落としC中島ボレー、外れる。決定機。32分、和北、右CKG西村のキックをB田中ヘッドは正面。決定機。32分、守山、左を崩してH小嶋シュートも上に外れる。決定機。終了間際には和北G西村のスルーパスに㉕和田が飛び出し左クロスも中でカット。前半は0−0で終了。
前半シュート数1対3、CK数2対2、GK数2対3、クロス数1対5、ファウル数3対6、FK数0対1。最終スコアは1−1でPK戦で和北が2回戦に進出し、最終的にこの大会で優勝した大阪桐蔭に1−2と惜敗した。
和北について。すば抜けた選手がいないが全体のレベルが高い。穴がなく、一人一芸を持っていて、和歌山県リーグでも前期9戦全勝と勝ち慣れていて、全国でも健闘が期待できる好チームだ。
守山について。㉔岩脇の守備力はなかなかだと思った。和北の快速㉕和田に対し、工夫を重ねて守っていた。C江川もなかなか。GK宮崎は反応はあまり見えなかったが、コーチングが出来ていた。H小嶋は常に隙を狙っていた。冬の選手権にどれだけ残るのか解らないが、試合間隔が十分取られる選手権は走力が維持できるだけに期待できる。こちらも楽しみだ。
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06月20日(土)
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