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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体滋賀予選準決勝 草津東ー光泉 守山ー野洲
前半シュート数6(3)対2(2)、CK数3対1、GK数2対5、オフサイド数0対0、クロス数0対0、ファウル数6対7、FK数1対1。守山が押していたのは間違いない。しかし風上の前半のうちに勝負を決められたゲームだった。この内容で1点差なら野洲はよくやっているとも言える。とは言え両サイドを上手く使えていないこと、ボランチが攻撃にうまく絡めず、攻めが薄いために、いい形にはならなかった。単純に上げる攻撃も、大きな展開も、多くの人数が絡んだパスワークもなかった。ハーフタイムでどう修正するか。

しかし開始いきなり36分、守山14番がカットからドリブルを仕掛け左の20番へ、ペナ内ドフリーシュートを左に外す。超決定機。14番のドリブルを野洲は全く止められず、カウンターを浴びたら必死に戻るしかなく、奪っても遅攻になってしまう。37分。、野洲11番、右シュート、サイドネット。角度がなかった。46分、野洲の左クロス、H山元トラップミス。49分、野洲、左CKにG林の左足、伸びるボール、クリアをI村上ミドルボレー、上に外れる。51分、守山9番カットインからシュートはブロック。惜しい。守山は引いての守備だが、踏み込みが鋭く、インターセプトが多い。野洲は足元パスが多いので、どこに出しても狙われる。53分、野洲、左クロスを4番ヘッド、ワンタッチで左CKへ。これもしっかり競っていた。G林の左足CKはクリア。57分、野洲H山元ポストから背負っているDFをターンで外しシュートは正面。決定機。59分、野洲4番→7番。守山20番→12番。FWに入り、9番が左ハーフへ。63分、野洲、正面28mFK、G林(左足)、I村上(右足)が構えるが意表をついて3番が狙うも上に外れる。66分、野洲11番→5番、守山7番→11番。69分、守山14番→19番。14番は単騎突撃が続き、足を攣っていた、ロスタイム3分。左FKでG林が入れてこぼれて拾った野洲の選手に守山ファウル、正面18mFKの絶好の位置。I村上が狙うが、GKが読み通りで右隅に飛ぶがセーブ。超決定機。右CKでG林の左足キックがファーに流れてタイムアップ。1−0で守山が決勝進出を決めた。

後半シュート数1対6(2)、CK数0対2、GK数6対2、オフサイド数0対1、クロス数0対1、ファウル数5対4、FK数0対3。後半は風上の野洲ペースだったが、押しきれなかった。野洲の攻撃に例年のアイディアがなく、3回戦で懸念した通り、攻撃が詰まってしまった。守山は攻撃陣は疲れていたが、守備陣は最後まで走れていた。やはりフリーランニングがなければ、守山が足元を狙えばいいので、踏み込んで守備できる。終始守山の雨森先生の手の内通りだっただろう。



決勝はおそらく草津東がかなり有利だと思う。中1日で体力の消耗と回復を考えれば、楽に勝てて消耗せず、主力を休められた草津東の優位は動かない。しかし守山の雨森先生は3月まで草津東の監督だっただけに相手を知り尽くしているのは大きい。さて、どういう結果になるか。

06月04日(木)
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