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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアリーグWEST第1節 京都橘ー大分(4月11日分第2試合 )
ハーフタイムで京都橘㉕山中→㉒岩崎。エース投入である。スピード・技術・ボディバランスが一級で単独でゲームを決められる逸材である。大分は予想していたのか、後半開始直後に快速右サイドバックM宮原を岩崎にマンマークにつけて、他の二人がゾーン的な3バックに変更。それに伴い右ウイングバックにF鷺原が入りG浅原が下がり目な3−4−2−1に変更。なおボランチは時間帯によって㉙岩田の方が攻撃的な時もある。48分、大分H吉平カウンターI宮地フリーもF鷺原に出してカットされる。50分、大分、カットから㉙岩田が右を上がりG浅原からI宮地が合わせるも左に外れる。超決定機。51分、京都橘カウンター、H坂東から中央が空いてQ堤原がフリー、GKとの1対1を真木の脇を破り1−0とまさかの先制!しかし52分、大分、右CK、I宮地のキックをH吉平翼がニアでヘッド、逸らしたボールが左ポストに当たり、跳ね返りをG浅原が押し込む。1−1。55分、大分F鷺原のスルーパスにI宮地、いい受け方をするが詰まる。57分、大分、I宮地からG浅原へ、DFとの1対1をかわしてシュートも右に外れる。ワンタッチあったようで右CK。これをI宮地が蹴ってD江頭ヘッドも上に外れる。58分、京都橘の右FKに大分GK真木がいいキャッチ。真木が技術的に安定している一方前に出るタイミングは怪しく、失点シーンも中途半端だった。身体能力は高いし、相当な逸材と思うのだが。大分はM宮原がマークに専念するようになって、守備では岩崎に仕事をさせない一方、攻撃が薄くなった。大分、右CK、右クロスにB戸高ヘッドもブロック。66分、大分右パスをI宮地のスルー、左のB戸高フリーシュートも外す。超決定機。京都橘P相馬→M足立、69分、大分㉙岩田が得意のミドルパス、H吉平翼が裏へ飛出し、GKと1対1も矢田貝スーパーセーブ。超決定機。71分、京都橘H坂東→㉙梅津。G大阪出身で梅津という名前は気になる。74分、大分㉙岩田のスルーパスがH吉平翼へ通り掛けるがI小川カット。少し痛む。80分、大分、H吉平翼の浮き球左クロス、ペナ内I宮地がフリーだったがトラップミスで逸機。決定機。82分大分G浅原→L岡。京都橘㉔古川→B早川。85分、京都橘O濱本→J駒。88分大分、I宮地の右FKは上に外れる。90分、㉙岩田のスルーパスは矢田貝は飛び出してキャッチ。91分、大分H吉平翼のスルーパスはI宮地に通らす。結局1−1でタイムアップ。終了直後笑顔でハイタッチをかわす京都橘とうなだれる大分がこのゲームのすべてを物語っていた。
後半シュート数は3対8、CK数3対4、GK数5対1、オフサイド数0対1、クロス数2対5、ファウル数3対4、FK数2対2。やはり後半も大分ペースだったが、岩崎を警戒せざるを得ないために、攻撃の圧力が減ってしまった。
大分は面白い選手が多かった。岩田はトップ昇格するのではないでしょうか?攻守に能力が高く、キックの質もいい。周りもみれてクレバーでゲームが読めた。宮地はもう少し体格とか身体能力があれば、とは思うが上手い。吉平翼は相手GKが矢田貝じゃなければ何点取っていたか。宮原は前半の圧倒的なオーバーラップと後半の守備力。トップ昇格候補2番手と思った。GK真木も逸材だが、今後の成長次第。こういうタイプは大学経由で伸びることが多い。
京都は明らかに矢田貝のチームだった。だれが見ても矢田貝の活躍で勝ち点を奪った。岩崎はほぼ完封されたわけで、チーム力の差から言って仕方ないが、ボールがないときの動きに工夫がほしかった。とは言えまだ2年生。小屋松のレベルを狙える選手。
公式記録
04月13日(月)
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