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サッカー観戦日記
by T.K.
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■雑文・南長野スタジアムこけら落とし探訪記
帰りは徒歩。解りやすい。しかし途中コンビニが見当たらず、昼夜ごはんが買えない。35分ほどかかって駅について駅コンビニで買った。そして塩尻までの乗車券・特急券を買ってホームへ。サッカーで寄った街にはお金を落としたいが、信州そばすら食べる余裕がなかった。駅にもあったが。ホームに降りると在来線と同じ高さで北陸新幹線が走っていたことに気付く。早いうちに乗ろう。帰りの特急は混んでいて自由席に座れなかった。姨捨では車内放送があって、やはり鉄道三景に触れていた。ゆっくり坂を上って丘の上へ。車掌が社内を回るが、特急券のチェックはない。40分かかって松本へ。ここで座れる。甲府方面への客だろう。塩尻まで10分弱すわり、鈍行に乗り換える。食事をとり、マンガを読みつつのんびりした旅に。帰りの寝覚ノ床はギリギリ日没前だった。そして中津川で乗り換え、快速がロングシートなことにがっかりする。そして金山で東海道線に乗り換え、米原から鈍行(高槻から快速)へ。野洲で始発の新快速に乗り換え、すんなり帰る。

さて南長野のスタジアムは素直に感動した。サポーターならなおのことだろう。豊かなサッカー界とは選手に金を掛けるということではなく、施設が充実していること、ファンに熱気があり、政治的発言力があるということだ。普段からサッカーについて激論を交わせる熱意があるということだ。野球や陸上は政治力があるから不要なスタジアムを何個も作れるが、J1規格のサッカースタジアムは存在しない都道府県が圧倒的に多い。長野のサポはこの日の感動を全国に伝えてほしい。いかにサッカースタジアムという劇場がサッカーを楽しむうえで重要か。劇場が良ければ、極端な話、チームが勝てなくても、やってるサッカー自体が魅力的ではなくても、サッカーそのものが本質的に持っている魅力によって観客は集まる。長野は松本アルウィン、南長野のサッカースタジアムが2つある。それだけに、全国に魅力を発信するには最適だし、サッカーファンは使命感を持ってやってほしいものだ。

03月23日(月)
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