ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4382462hit]
■高校選手権奈良大会決勝 郡山ー五條
延長後半すぐ、郡山H西川→62水口稜也。97分。右60度30mFK、㉜矢吹の左足は右ポストを叩く。こぼれを2本シュート、いずれもGK坂本好セーブ。99分、五條GK91坂本→67森田大斗。ワールドカップのオランダのファンハール監督の采配以来のPK用GK投入のトレンドですね。日本的には昨年度富山第一のトレンドかもしれない。結局決着つかず、試合は引き分け。全国大会行きの切符は残酷極まりないPK戦に委ねられることになった。延長は郡山の流れだったから五條としてはGKを代えることで流れを変えたかったのかもしれない。
PK戦は五條が先攻。例によって郡山は双眼鏡を使っても背番号判別は困難である。
五條C梅本、成功。左足で逆をついて左上。
郡山、成功。逆をついて左。
五條68本井、成功。逆をついて左。
郡山㊳鉄羅、成功。左隅。
五條78西川、成功。逆をついて左。
郡山㉝、成功。逆をついて左上。ただし㉝が入った記憶がないので見間違いの可能性高い。
五條M小西、成功。左隅。
郡山、成功、左隅。
五條D奥村、成功。左上。
郡山㊳鉄羅、成功。左上。鉄羅は2人目なので、どちらかは見間違え。
五條㉙辻、成功。左上。緊張しているかに見えたが、上手くタイミング外した。
郡山㊹加藤、成功。逆をついて左。
五條N三谷、失敗。真ん中に蹴り、セーブされる。
郡山50北条、成功。逆をついて左に決める。
結局PK戦は6−7で郡山が勝ち、全国行きを決めた。
試合は総じて郡山ペースだったし順当な結果だったと思う。局面で責任をもって戦うというハートの部分で優っていた。高さも体重もないのに、ハードコンタクトは見事。守備でも自分の責任で奪うという意識が強かった。一方で攻め手が少なかった。全国レベルでこの攻撃力では厳しい。タレントもGK大谷と㉜矢吹が目立つ程度。この二人は全国レベルだが、他の選手が1か月半でどこまでレベルを上げられるか。バックラインも小柄なので押し込まれたら厳しい。局面での頑張りだけでなく秩序だったプレスで、ゴール前勝負に持ち込ませないことが重要だ。
五條は奈良に新風を起こせるチーム。M小西はなかなかのタレント。パスサッカーでドリブルで仕掛けられる選手も多かった。今後の成長が楽しみ。
11月15日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る