ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権滋賀大会準決勝 野洲ー水口 守山北ー草津東
後半シュート数は5(1)対(1)、CK数4対0、GK数3対8、クロス数4対3、ファウル数4対8。明らかに野洲が支配し、形も作っていたが、決定機は少ない。スペースへのパスがなくなった。平石が出すところを探すシーンが散見され、村上が下がって受けて突破を図るも、すぐに囲まれてしまっていた。前後半通じては互角と言っていいだろう。

延長前半開始。84分、野洲G平石→K松本天人(3年・179・79・サザンウェイブ泉州)。85分、水口、右CKをM石部が左足で蹴る。ここでS岡村→J小西紀輝(3年・184・70・信楽中)。いきなりコーナーに合わせ左ポストを叩く。決定機。両者力攻めに出る。87分、野洲が左を突破しクロスにQ山本が蹴りこむ。2−1。これは水口にはショックの大きな得点。8分、水口、左80度35mFK、H角のキックは左に外れる。延長前半終了。

後半開始。92分、野洲M徳田のカットから一気にK松本へ、1対1を冷静に決め3−1へ。これは流れだから水口としては仕方がない。93分、野洲M徳田が左足左CKをファーでヘッド、右に外れる。95分、水口A石田→C中畠直樹(3年・179・68・城山中)。やはりパワープレー要員。直後に野洲ファウルでF林が故意にボールを蹴り出し、2枚目の警告で退場。野洲らしからぬ、「駆け引きのない」不用意・不注意な退場だった。しかし残り時間を耐えて、延長で3−1と野洲が勝利した。

野洲はスタミナ不足が出てしまった。一方的に支配できる展開ならともかく、水口はいいカウンターを持っている。例年ほどドリブルもないので、攻めに人数掛けて、守備時は一気に下がるので運動量が多くなる。I村上の突破力は凄いが、あとは「ドリブルの野洲」という印象ではない。おそらく来年がピークのチーム。中盤の守備力も落ちるし、守勢では苦しい。平石くらいか、大きな展開があるのは。バックラインからも大きなパスを狙っていたが出せず。攻め合いに活路を見出すしかないが、チーム力としては例年ほどではなさそうだ。

水口は決定力、つまり前線での技術力が足りなかった。2度のポストを叩いたシュートを決めていれば……。滋賀県湖南地方の中学サッカー部はレベルが高いけど、クラブチームの発展なしに、これ以上力をつけるのは厳しいのではないか?I上田が突破もポストもありいい選手。S岡村は来年のエースか?


高校選手権滋賀大会準決勝
守山北高校−草津東高校
13時 皇子山陸 ピッチ良 曇り

守山北          草津東
−木田−−大島−−津田A −−−−−新井−−−−−
−−−勝身−−三宅−−− −−−−−山本悠A−−−
−−−−−藤原A−−−− 鎌田A中村−山本翔−北川A
渡辺−谷川A−澤村−矢後 馬場A−島−−中村−上林A
−−−−−上安−−−−− −−−−−吉川A−−−−

守山北 監督:三上修二
GK  1 上安諒典  3年 170・78 BSC
DF  7 谷川由来  2年 178・68 SAGAWA SHIGA
    9 澤村普輔  3年 175・65 志賀中
   14 渡辺太輝  3年 169・64 オールサウス
   16 矢後敦哉  3年 168・57 日吉中
MF  6 勝身祐哉  3年 170・54 BSC
   10 三宅明斗  3年 168・57 日吉中
   18 藤原登生  2年 178.62 FC SETA
FW 11 大島暖生  3年 171・63 BSC
   12 津田裕希  2年 170・62 守山北中
   15 木田湧斗  3年 171・64 セゾンFC

草津東 部長:小林茂樹 監督:雨森康
GK  1 吉川翔大  2年 173・81 FC SETA 2002
DF  2 上林聖矢  2年 170・56 SAGAWA SHIGA
    3 島広弥   3年 180・68 FC Mi-o滋賀
    4 中村海翔  3年 173・66 FC SETA 2002
   23 馬場光希  2年 170・63 FC湖東
MF  5 山本翔太  3年 173・65 SAGAWA SHIGA

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11月08日(土)
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